いつも拙ブログにご来訪いただき、ありがとうございます。
作者用の管理画面では、記事別のアクセス数がわかるのですが、私のブログでコンスタントに大勢の方にアクセスいただいている記事があります。それは、昨年12月にアップした、
【遇酒且呵呵】
の記事。その中にも書きましたが、これは中国五代十国時代の漢詩の一節で、料理研究家の大原千鶴さんが、ご自身のアトリエに付けた名前です。NHKの番組「あてなよる」の冒頭に必ず画面に出てきますので、おそらくそれを見て「これはなんだ?!」と思われた方がネット検索し、そこから拙ブログの上記のページにお越しくださるのでしょう。やはりTVの影響力というのは、すごいものですね。
番組HPと、漢詩、あらためて記載します。ご参考まで。
「あてなよる」
http://www4.nhk.or.jp/atenayoru/5/
『花間集』菩薩蠻其四 韋莊
勸君今夜須沈醉 君に勸む 今夜 須(すべか)らく沈醉すべし
樽前莫話明朝事 樽前に 話す莫(なか)れ 明朝の事を
珍重主人心 珍重す 主人の心
酒深情亦深 酒深くして 情も亦た深し
須愁春漏短 須(すべか)らく愁ふべし 春漏の短きを
莫訴金杯滿 訴ふる莫れ 金杯に滿ちたるを
遇酒且呵呵 酒に遇(あ)ひては 且(しば)し呵呵たれ
人生能幾何 人生 能(よ)く 幾何(いくばく)ぞ