漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

残り2週間

2017-09-28 20:40:55 | 演習問題
 10/15 の本試験までおよそ2週間。仕事の方は、期末のバタバタは峠を越えたのですが、週末からは期初のバタバタが始まります。(汗) サラリーマンをやっている間はそれの繰り返しですね・・・

 さて、今回も手元問題の復習で間違えたもののご紹介。今日は「語選択書き取り」問題です。熟字訓や故事・諺同様、すでにこのブログでご紹介済のものがほとんどだと思いますがなにがしかの参考になれば幸いです。



<問題>

1. 体をかがめて謹み、尊敬の気持ちを示すこと。
2. 貴人に仕え、文筆に携わる人。また、その役。
3. 一方にかたよること。
4. 生まれた日。
5. 欲が深く、物惜しみをすること。けちなこと。

きっきゅう  けんりん  たんしん  へんい  ゆうひつ


6. 高くそびえるさま。
7. 賢者が死ぬこと。
8. 罪人にかせをはめて、牢屋に入れること。
9. 秋風のさわやかなひびき。
10. にぎやかな大通り。

えきさく  えんけん  かいけい  こうく  そうらい


11. 体が大きく立派なこと。
12. 整っていたのものがこわれ、崩れること。
13. 汚れた空気。
14. 鋭い攻撃の勢い。
15. 自由を奪うこと。束縛して自由にさせないこと。

あいふん  かいご  かいたい  かんせい  きほう


16. 獣がほえたける。
17. 官職などをとりあげること。
18. 学芸にすぐれた女性。
19. 涙がぼろぼろとこぼれること。
20. 雑然と入り混じること。入り乱れること。

いんし  けいしゅう  ざつじゅう  ちだつ  ほうこう


21. あわて者。
22. 大勢で横に並び立つこと。
23. 風の速く吹くさま。
24. 才気が高くすぐれているさま。
25. 光が薄暗く、ゆらゆら揺れ動いて落ち着かないさま。

てきとう  とうとう  とちめんぼう  とれつ  りゅうりゅう


26. 美しい女性。美人。
27. あおもの。
28. おかげ。たすけ。
29. 非常にかわいがること。
30. こそどろ。

あきょう  しょうちょう  そさい  そとう  ひいん


31. 光り輝くさま。また、盛んなさま。
32. 身を粉にして働くこと。
33. 戦いに敗れ、ばらばらになって逃げること。
34. かりずまい。
35. 広く調べだすこと。

かいそう  かくえき  きょうきょ  せいふん  ぼういん




<解答>

1. 【鞠躬】   (「漢検 漢字辞典」初版 P.290/第二版 P.293)
2. 【右筆】   (68/69)
3. 【偏倚】   (1367/1381)
4. 【誕辰】   (1012/1020)
5. 【慳吝】   (427/431)

6. 【偃蹇】   (97/99)
7. 【易簀】   (88/90)
8. 【械繫】   (176/178)
9. 【爽籟】   (930/938)
10. 【康衢】   (499/502)

11. 【魁梧】   (181/184)
12. 【壊頽】   (182/184)
13. 【埃氛】   (5/5)
14. 【機鋒】   (280/283)
15. 【箝制】   (241/244)

16. 【咆哮】   (1384/1398)
17. 【褫奪】   (1027/1035)
18. 【閨秀】   (396/399)
19. 【隕泗】   (66/67)
20. 【雑糅】   (569/574)

21. 【栃麺棒】   (1165/1175)
22. 【堵列】   (1119/1128)
23. 【瀏瀏】   (1556/1572)
24. 【俶儻】   (701/707)
25. 【幢幢】   (1142/1152)

26. 【阿嬌】   (1/1)
27. 【蔬菜】   (919/926)
28. 【庇蔭】   (1262/1275)
29. 【鍾寵】   (759/766)
30. 【鼠盗】   (918/926)

31. 【赫奕】   (198/201)
32. 【齏粉】   (-/871)
33. 【潰走/壊走】   (181・182/184)
34. 【僑居】   (337/340)
35. 【旁引】   (1391/1405)



熟字訓は楽し(続き)

2017-09-18 21:23:03 | 演習問題
 前半 40 問はいかがだったでしょうか。
 続いて後半です。


41. 【螟虫】
42. 【粗榧】
43. 【手繦】
44. 【章花魚】
45. 【蝦虎魚】

41. ずいむし   (1458/1473)
42. いぬがや   (915/923)
43. たすき   (663/670)
 字面から「てすり」と読みがち。「てすり」は【勾欄】です。
44. いいだこ   (/)
 これ、索引だけでなくそもそも見出しにない語です。どこからもってきて自分の問題集に収録したのかまったく覚えていません。(笑)
45. はぜ   (157/159)
 「蝦」がついているので、つい「しゃこ」と読んでしまいます。


46. 【針穴】
47. 【文珠蘭】
48. 【両下】
49. 【野蜀葵】
50. 【杜松】

46. みず   (794/802)
47. はまゆう   (1346/1360)
 これもつい「はまなす」と読んでしまう・・
48. まや   (1558/1574)
 切妻造(きりづまづくり)のこと。
49. みつば   (1478/1493)
50. ねず   (1116/1125)
 なぜか、あとで出てくる【棠梨 ずみ】と混同してしまいます。共通の漢字が使われているわけでもなく、読みの「ず」しか一緒じゃないんですけどねぇ・・


51. 【紫萁】
52. 【牛縻】
53. 【小鈎】
54. 【眼子菜】
55. 【梅桃】

51. ぜんまい   (614/620)
52. はなづら   (311/314)
53. こはぜ   (732/738)
54. ひるむしろ   (252/255)
55. ゆすらうめ   (1219/1231)
 【山桜桃 ゆすらうめ】も覚えておきましょう。


56. 【棠梨】
57. 【杠谷樹】
58. 【神巫】
59. 【千屈菜】
60. 【鹿薬】

56. ずみ   (1138/1148)
57. ひいらぎ   (482/485)
 「かえで」(【槭樹】【鶏冠木】)と「ひいらぎ」(【杠谷樹】【枸榾】)の区別がなかなか定着しません。最後の【枸榾】は、「からたち」(【枸橘】【枳殻】)とも紛らわしい。
58. いちこ   (788/796)
 「みこ」と読んじゃダメなんだろうか・・
59. みそはぎ   (886/893)
 【白屈菜 くさのおう】と紛らわしすぎる!
60. ゆきざさ   (1607/641)


61. 【落霜紅】
62. 【楊櫨木】
63. 【六月雪】
64. 【退紅】
65. 【尸童】

61. うめもどき   (1530/1547)
 個人的な超難問。いつまでたっても間違える問題の代表格。
62. うつぎ   (1516/1532)
63. はくちょうげ   (1605/1621)
64. あらぞめ   (973/981)
65. よりまし   (591/597)


66. 【石蚕】
67. 【提子】
68. 【海蘊】
69. 【酸塊】
70. 【沙子】

66. いさごむし   (865/873)
67. ひさげ   (1086/1095)
68. もずく   (175/177)
 【海蘿】は「ふのり」。
69. すぐり   (584/589)
70. いさご   (538/543)
 【石蚕 いさごむし】【沙子 いさご】【沙蚕 ごかい】。難しぃ・・


71. 【竜葵】
72. 【菜瓜】
73. 【知母】
74. 【三毬杖】
75. 【鐙靼】

71. うみほおずき   (1553/1569)
72. つけうり   (551/556)
73. はなすげ   (1023/1031)
 【莎 はますげ(こちらは普通の訓読み)】 とは別の植物だそうです。
74. さぎちょう   (571/576)
75. みずお   (1148/1158)


76. 【胞衣】
77. 【黄瓜菜】
78. 【荒鮎】
79. 【大人】
80. 【海蛆】

76. えな   (1390/1404)
77. にがな   (501/504)
 「にが」の部分が字面から連想しづらい。
78. さびあゆ   (491/494)
79. うし   (979/987)
 これは「おとな」と読んでも誤答にできないでしょうから、出題はされないですね。文章題ならありえる? でも「うし」の意味なら「たいじん」と読んでもOKなので、結局やっぱり出ない??
80. ふなむし   (174/177)
 【蛍蛆 つちぼたる】と区別を。


81. 【浮薔】
82. 【白楊】
83. 【眼間】
84. 【煎汁】

81. みずあおい   (1316/1330)
 つい「うきくさ」と読んでしまいます。ちなみに「うきくさ」は【浮萍】。
 ついでに【雨久花】も「みずあおい」。
82. はこやなぎ   (1225/1237)
83. まなかい   (252/255)
84. いろり   (897/905)
 「自分の語彙にないので覚えづらい」語の一つ。



 以上です。残り1カ月、ご自身にとって未知の熟字訓にあまり時間を割くことはお勧めしませんが、過去問は別。多いときでは8問程度が過去問から出題されることもありますので、過去問の熟字訓はしっかり自分のものにしておきましょう。


 
 さあ明日からはまた仕事。期末で忙しいんだよなぁ・・・ (泣)


熟字訓は楽し

2017-09-18 20:49:53 | 演習問題
 昨晩、夜中は家が揺れるほどの強風と豪雨でしたが、朝起きると久々な好天。見た目には夏の日差しという感じでしたが、空気というか吹く風というか、やはりもう秋の気候です。しかし今年は本当に秋らしい 【旻天 びんてん】 の日が少ないですね。抜けるような青々とした秋の空を見たいものです。

 さて、今日は手元のエクセルにまとめている熟字訓を一気にさらってみました。「漢検 漢字辞典」巻末索引掲載語を中心として全部で 1,787 問。結果、誤答は 84 問で、誤答率は 4.7%。この5%前後という誤答率の数字は、もう何年も変わっていません。一度一通りやってみて5%くらい間違い、その間違えた問題をもう一度おさらいして本試験を迎えるというのが、熟字訓に関するだいたいいつものパターンです。

 さてこの「5%」ですが、問題の顔ぶれがやるたびにかなり変わります。もちろん、記憶に定着しなくていつもいつも間違える問題というのもあるのですが、それを一部克服したかと思うと、すっかり身についたはずのものを間違えるという感じで、先日も書きましたが、人間の記憶というのは面白いものです。

 きょうは単純に、私が今回間違えた問題をそのまま列挙します。ほぼ私自身のためだけの記事(汗)ですが、ほとんどが「巻末索引にあるが本試験では未出題」のものですので、本試験の新出問題対策に多少は役立つかもしれません。気の向かれた方はやってみてください。しかし我ながら、ホントに私は熟字訓が好きですね・・・(笑)


1. 【垣衣】
2. 【郁李】
3. 【睡菜】
4. 【蚕豆】
5. 【省沽油】

1. しのぶぐさ   (「漢検 漢字辞典」初版 P.193/第二版 P.195)
2. にわうめ   (42/42)
3. みつがしわ   (823/831)
 【睡蓮 ひつじぐさ】 との区別がなかなか・・・
4. そらまめ   (581/586)
 「豆族」の熟字訓については、こちらの記事もどうぞ。
5. みつばうつぎ   (851/858)
 「うつぎ族」:【省沽油 みつばうつぎ】【酔魚草 ふじうつぎ】【錦帯花 はこねうつぎ】


6. 【三白草】
7. 【直衣】
8. 【海布】
9. 【花仙】
10. 【馬尾毛】

6. はんげしょう   (575/580)
 【六月雪】は「はくちょうげ」。
7. のうし   (1061/1071)
 なぜか最近、「のうえ」と読んでしまう・・・
8. め   (174/177)
9. かいどう   (139/142)
 【花柏 さわら】が紛らわしい。
10. ばす   (1209/1221)
 見出しにはもともとありましたが、巻末索引には第二版で追加になりました。
 こういう語が結構あります。


11. 【葦雀】
12. 【大芥菜】
13. 【蜘蛛抱蛋】
14. 【髪菜】
15. 【卮子】

11. よしきり   (36/36)
12. たかな   (988/996)
13. はらん   (1027/1035)
 このところ「四文字熟字訓」が出てないですね。そろそろでしょうか。
14. いぎす   (1240/1252)
15. くちなし   (593/599)
 「くちなし」は【卮子】【梔子】【山梔子】の3つ。


16. 【歩行虫】
17. 【臆虫】
18. 【鹿砦】
19. 【樸樹】
20. 【黄瑞香】

16. おさむし   (1373/1387)
17. おめむし   (120/122)
 ちと古い記事ですが、「虫族の熟字訓」はこちら
18. さかもぎ   (1606/641)
 どうもいまだに【鹿薬 ゆきざさ】との区別がつきません。
19. むくのき   (1414/1429)
 【紅樹 おひるぎ】 との区別は永遠の課題。
20. みつまた   (499/504)


21. 【紫荊】
22. 【楊梅】
23. 【水葱】
24. 【榔楡】
25. 【魚虎】

21. はなずおう   (614/620)
 「紫族」はホントに難しいです。
22. やまもも   (1516/1532)
 字面からは想像しえない読みで難しいです・・・
23. なぎ   (817/825)
24. あきにれ   (1602/1618)
25. かわせみ/ハリセンボン   (317/321)


26. 【酢漿草】
27. 【苦菜】
28. 【石斑魚】
29. 【紫参】
30. 【赤栴檀】

26. かたばみ   (562/567)
27. のげし   (366/369)
 【和尚菜 のぶき】【黄瓜菜 にがな】【苦棟樹 にがき】との間で複雑骨折的な混同が発生・・
28. うぐい   (866/874)
29. はるとらのお   (614/620)
30. ひめしゃら   (869/876)
 【姫莎草 ひめくぐ】の方がよっぽど「ひめしゃら」っぽいのになぁ。



31. 【射翳】
32. 【螺子】
33. 【底翳】
34. 【天蚕】
35. 【鳳尾松】

31. まぶし   (651/657)
 こちらも索引収録は第二版になってから。
32. ねじ   (1526/1543)
33. そこひ   (1081/1090)
34. やままゆ   (1103/1112)
35. そてつ   (1396/1410)


36. 【敵娼】
37. 【山芹菜】
38. 【笊籬】
39. 【茅膏菜】
40. 【蘭草】

36. あいかた   (1093/1102)
37. なべな   (577/582)
38. いかき   (930/937)
39. いしもちそう   (1402/1416)
40. ふじばかま   (1537/1553)
 【山蘭 ひよどりばな】との区別を。



 これで約半分。長くなりますので、後半は次の記事で。


【大貉小貉】

2017-08-16 09:15:22 | 演習問題
 1年前の 28-1 から、本試験の四字熟語意味問題の出題形式が変わったのはご存知の通りで、形式が変わっただけでなく、出題傾向としても、これまで本試験で出題されたことのなかった新出の熟語が多く出題されるようになりました。(実際、6月の 29-1 でも、意味問題の正解となった5つの熟語(【渾崙呑棗】【孔翊絶書】【鳳凰銜書】【巫雲蜀雨】【封豕長蛇】)は、すべて新出でした。)

 新出と言っても、「漢検 四字熟語辞典」に一級配当として記載された熟語がこれからも出題の基本でしょうから、一級四字熟語を未出題のものも含めて網羅しておけば何も問題はありません。とは言え、良く考えてみると、従来の出題形式であればまず出題されることはなかったであろうと思われる熟語、例えば本記事のタイトルにあげた 【大貉小貉】 なども、28-1 以降の新しい形式であれば、出題される可能性が十分にあるなということに、最近気づきました。


(従来の、書き問題と意味問題が同じ四字熟語を対象として問われる形式の場合、【大貉小貉】 のように、事実上問題の中に正解が書かれてしまうことになる熟語は、まず出題されることはなかったと思われますが、新形式では、意味問題は書き問題とは別の熟語で問われるようになりましたから、こうした熟語も意味問題では十分に出題対象になりうる、ということです。)


 ということで、そんな熟語を拾って問題形式にしてみました。少しですが、やってみてください。



<問題>

 次の1~9の解説・意味にあてはまる四字熟語を後の語群から選び、その下線部分だけの読みをひらがなで記せ。

1. 道理にそむいた手段で得た財貨は、道理にそむいた方法で出て行くということ。
2. 文化程度の低い野蛮人のような為政者のこと。
3. 多くの花がついた枝。
4. まことにおそれかしこまる。
5. 自己の戒めのためのものを身につけること。

6. 悪事を人に教えること。
7. 悪い為政者。
8. 世の成り行きに応じて進退すること。
9. 身近にあるものを、わざわざ他に求めるおろかさ。

(語群)
大桀小桀  佩韋佩弦  悖入悖出  大貉小貉  濯纓濯足  騎驢覓驢
誠惶誠恐  千朶万朶  誨淫誨盗




<解答>

1. はいしゅつ  2. しょうばく  3. ばんだ  4. せいこう  5. はいい
6. かいいん  7. たいけつ  8. たくえい  9. べきろ


(【大桀小桀】と【大貉小貉】を異なる意味の熟語として区別する必要は実際はないのではないかと思いますが、上記では、「漢検 四字熟語辞典」の記載をそのまま引用しました。)



 いかがだったでしょうか。これらの熟語、四字熟語の書き問題として出題されることはこれからもないだろうと思いますが、読みと意味はしっかりおさえておきたいですね。




たまには・・・

2017-04-09 06:24:14 | 演習問題
 今日も天気が今一つですが、来週だと散ってしまいそうなので、きょうは自宅近くの桜並木を愛でに行く予定です。

 などと書いているうちに、最近まったく「漢検ブログ」になってないなぁと思い立ったので、いつもながら少しですが、書き取り演習です。どうぞ。



1. 胸の く思い。
2. キツガイ の書を置く。
3. 法隆寺の大 ガラン
4. 災難に ホウチャク する。
5. オーストラリア北東岸の大 ホショウ


1.  【空】   (「漢検 漢字辞典」初版 P.372/第二版 P.374)
 「いざ聞かれると・・・」という感じで、できないとかなり悔しそうですね。(笑)
2.  【乞骸】  (291/518)
 辞表を出すことです。
3.  【伽藍】   (139/141)
 寺社巡りが大好きなのに、なぜかこの熟語は定着しません・・・
4.  【逢着】   (1393/1407)
5.  【堡礁】   (1393/1407)
 【礁】 の石へんがすぐ出て来なくなります。


6. ラマ 教。
7. ガンジガラ め。
8. バッカン 帽をかぶる。
9. ゴウトウ な気性。
10. ホノボノ としたふれあい。


6. 【喇嘛】   (1533/1549)
 チベット仏教のことですね。
7. 【雁字搦】   (253/256)
 初めて漢字を知ったときは、結構意外感がありました。
8. 【麦稈】   (1231/1244)
 「むぎわらぼうし」なら書けそうですが、「バッカン」と聞かれると想起できるか怪しいです。
9. 【豪宕】   (-/522)
 第二版で新たに見出しになった語。どちらかと言うと読み問題ですかね。
10. 【仄仄】   (948/956)
 個人的に定着しない語です。


11. ケンデン を耕す。
12. カチドキ をあげる。
13. 自家 ドウチャク
14. 考え アグ む。
15. ゲツベツ 雲泥、天地の相違。


11. 【硯田】   (425/429)
 執筆を業とすること。筆で書く作家さん、もし今いらっしゃったら相当な希少価値ですね。
12. 【勝鬨・凱】   (746・189/753・191)
 「凱旋門」とセットで覚えましたが、今は何となく 【勝鬨】 の方を解答したい気分。
13. 【撞着】   (1143/1152)
14. 【倦】   (418/422)
 準1級のときから、どうも定着しません。
15. 【月鼈】   (412/416)
 泉鏡花「高野聖」からの引用。直接「ゲツベツ」という熟語を知らなくても、「雲泥」からの類推もききそうですから、結構良い問題?



 29-1 まであと2カ月。さすがにそろそろどうするか決めなきゃなぁ・・・