1級の勉強を始めたのが2009年12月の始めで、1カ月たつかどうかの頃に翌年2月の受検はあきらめて目標を6月にしましたので、この時点で試験まで約6カ月。これまでやたらと「漢検1級は手強い」という主旨のことを書いて来ましたが、当時の私はそれでもまだ考えが甘く、半年あるのだから6月には合格できると思っていました。しかし、実際の日々の進捗はと言うと、ほとんどすべてが初めて見る漢字や熟語なので、平日は一日20~30問やるのがせいぜいです。それでも地道にやるしかありませんので続けていましたが、2カ月、3カ月とたつうちに、「本当に6月の試験に間に合うのか?!」との思いが強くなっていきました。
ちなみに、1級の出題内容と配点は次のようになっています。
①短文中の漢字の読み(30) ②短文中の漢字の書き取り(30)
③国字の書き取り(10) ④意味に合う漢字の書き取り(10)
⑤四字熟語の書き取り(20) ⑥四字熟語の意味(10)
⑦当て字の読み(10) ⑧熟語の読みとそれに合った訓読み(10)
⑨対義語・類義語の書き取り(20) ⑩故事・成語・諺の書き取り(20)
⑪長文中の漢字の書き取り(20) ⑫長文中の漢字の読み(10)
(実際の問題と解答が漢検のHPに掲載されていますので、ご関心のある方はご覧ください。
http://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/example.html )
書き取り問題が130点分、それ以外が70点分なのですが、単に「読み問題」「書き問題」といってもそれぞれに別の準備(対策)が必要なことも多く、ある時期「当て字の読み」を集中的に勉強したりすると一方で四字熟語を忘れてしまったりと、歯がゆさと焦りを感じながら学習を進めていました。
それでもなんとか試験本番の2週間ほど前には出題範囲全体についての一通りの学習を終え、過去問の問題集では合格点である160点を取れるケースも出てきて、「うまくいけば、本番でもなんとかひっかかるかなぁ・・」と思えるようになってきました。今思えばまったくの希望的観測にすぎなかったのですが、とにもかくにもそれなりの準備はしたつもりでいよいよ2010年6月の試験当日を迎えました。
会場に入ってみると、1級の受検者は15人ほどだったでしょうか。かなり年配の方もいて、年齢的には私は平均よりやや上、といった感じでした。皆、試験開始の直前まで部屋の外で参考書や問題集を開いていて真剣そのもの。なかでも隣の席に座ることになった若い女性は、私も持っているのと同じ参考書の余白に、細かい文字で書きこみやチェックのあとがびっしり。意気込みが違います。(合格なさったのかなぁ・・・。知る由もありませんが。)
さて、いよいよ試験開始。勇んで解き始め、その10分後には不合格を確信。^^;;;
正直、まったく歯が立ちませんでした。実際の結果も200点満点中116点と、ようやく半分を超えただけ。合格点の160点など及びもつかない結果でした。
直前期にやった過去問では合格点に達した回もあったのに、どうしてこんなことになったのか。実は理由ははっきりしていました。
ちなみに、1級の出題内容と配点は次のようになっています。
①短文中の漢字の読み(30) ②短文中の漢字の書き取り(30)
③国字の書き取り(10) ④意味に合う漢字の書き取り(10)
⑤四字熟語の書き取り(20) ⑥四字熟語の意味(10)
⑦当て字の読み(10) ⑧熟語の読みとそれに合った訓読み(10)
⑨対義語・類義語の書き取り(20) ⑩故事・成語・諺の書き取り(20)
⑪長文中の漢字の書き取り(20) ⑫長文中の漢字の読み(10)
(実際の問題と解答が漢検のHPに掲載されていますので、ご関心のある方はご覧ください。
http://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/example.html )
書き取り問題が130点分、それ以外が70点分なのですが、単に「読み問題」「書き問題」といってもそれぞれに別の準備(対策)が必要なことも多く、ある時期「当て字の読み」を集中的に勉強したりすると一方で四字熟語を忘れてしまったりと、歯がゆさと焦りを感じながら学習を進めていました。
それでもなんとか試験本番の2週間ほど前には出題範囲全体についての一通りの学習を終え、過去問の問題集では合格点である160点を取れるケースも出てきて、「うまくいけば、本番でもなんとかひっかかるかなぁ・・」と思えるようになってきました。今思えばまったくの希望的観測にすぎなかったのですが、とにもかくにもそれなりの準備はしたつもりでいよいよ2010年6月の試験当日を迎えました。
会場に入ってみると、1級の受検者は15人ほどだったでしょうか。かなり年配の方もいて、年齢的には私は平均よりやや上、といった感じでした。皆、試験開始の直前まで部屋の外で参考書や問題集を開いていて真剣そのもの。なかでも隣の席に座ることになった若い女性は、私も持っているのと同じ参考書の余白に、細かい文字で書きこみやチェックのあとがびっしり。意気込みが違います。(合格なさったのかなぁ・・・。知る由もありませんが。)
さて、いよいよ試験開始。勇んで解き始め、その10分後には不合格を確信。^^;;;
正直、まったく歯が立ちませんでした。実際の結果も200点満点中116点と、ようやく半分を超えただけ。合格点の160点など及びもつかない結果でした。
直前期にやった過去問では合格点に達した回もあったのに、どうしてこんなことになったのか。実は理由ははっきりしていました。