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木山裕策,多胡邦夫,米田浩徳
エイベックス・エンタテインメント

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「家」というと自分達建築に携わる人間にとっては「住む為の建築物」と
してのHOUSE。


建築の中でも職種柄、色んな建築物にかかわる。
学校から病院、マンション、事務所ビル、美術館、空港、そして神社にも。

でもやはりこだわりがあるのは住宅。
自分が住むから、というのは当然で一生付きあっていかなければならない
ものだから。



でもやはり建築物としての「HOUSE」よりも大事なのは「HOME」。

「HOME」には「住まい」としての意味もあれば、「家庭」「家族」と
いう意味がある。

「生国」「故郷」という意味もあり、要するに「戻るべき場所」と理解し
ている。


入院中はこの「HOME」が遠かった。

帰りたくて何度も訴えても帰れず、やっと帰ったと思ったら、病院へ逆戻
りで、「じゃぁ、病院へ戻るわ」と言って、「戻るのは自分の家でしょ、
戻るじゃなくて病院へ「行く」でしょ」って妻に怒られたものだ。



「home」を歌う木山裕策さんも私の肝炎と同じ頃、甲状腺に腫瘍ができ、
甲状腺を全摘出。
医者からは「声が出なくなる危険がある」と告げられながらも「絶対もう
一度歌ってみよう。」と決意し、リハビリの末、声を取り戻したという。

そしてこの木山裕策さんも普通の会社員であり、子供4人の父親でもある。

昨年、この木山さんの歌う「home」をTVで初めて聞いた時、泣きそうに
なってしまった。








今の世の中に一番必要なもの、「家族愛」をテーマにしたこの曲、どんな
不安、悩み、怒りがあったとしても、単純に人を好きになって、帰れる場
所があるならそれでいいじゃないですか。

そんな一番大事で、一番忘れていることを思い出させてくれる一曲です。
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