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許せない医者

久しぶりに、というか、未だにこんな医者がいるのか、という医者に


「出会った~。」


ウルルンの真似をしている場合でもなく、今もいるんですね、こんな医者。




掛かったのは同居する99歳の祖母。

先週、自室で転んで腰を打ち、歩けなくなっていた。

腰が痛い→歩けない→便が出ない→食事が食べられない→の悪循環で、つい
に先週土曜日、病院へいく事に。


休日の為、掛かり付けの近所の病院はお休み、そこで休日も診てくれるとい
う評判の病院に電話するも、内科医不在という。

仕方なく新聞掲載の休日当番病院の平岸のK内科医院へ。


とにかく満足に歩けないので、父と二人でやっとの思いで車に乗せ出発。

今思えば、病院に着いたのは確かに遅かった。
それでも17時までの受け付けで16時40分着。



そこから始まる脅威の世界、


まず車椅子が無い。

バリアフリーではない。(ポーチで2段、玄関扉で1段、踏込みから待合い
ロビーへの框で1段)
やっとの思いで受け付けに辿り着くと、前の患者二組が憮然とした表情で帰
っていくので嫌な予感が。


予感的中!


呼ばれて診察室の扉が開くとそこには・・・踏ん反り返って足を組む、いか
にも傲慢(個人的見解です・・)な態度の医者が。

ここからは診察室に入った父の話し。


まず第一声が、なぜ近くのS病院に行かなかったのか、と言う。

誰か必ず医師はいるのだから、そっちに行けば、という話しらしい。

まさに、「なんでウチに来たんだ」という感じだったらしい。



それでも、しっかり診察だけはしてくれるのならまだしも、した事といえば
脈をとって、浣腸をしただけ。

血圧測定も点滴も無し。(食事を摂れてないと言っているのに)


しかも浣腸が済んで、腰痛もあり起き上がることができずにいるところへ、
看護師の、


「今日は400円です。」の声。(受付のカーテンは当然閉まっている)


「会計って・・・、あと、どうすればいいんですか?」と聞くと、

「もう帰ってもいいですよ。」のだめ押し。


「この状態で帰れると思いますか。まだ便を出してもいないんですよ。
しかも起き上がることも出来ないのに。あんた*△O×・・・」のところ
で父の制止が。

もっと言いたかったのに。



それでも無理に居残り、祖母には横になってもらって、ゆっくり休んでから
帰宅した。

帰り際には、もう誰もいない診察室から顔を出し「S病院で診てもらえるか
ら」と、医者。

まだ、言ってる。



後から医療関係者に聞いた話しでは、高齢者には通常の浣腸はまずしない、
とのこと。

腹部マッサージとか、手による刺激だけで、浣腸するとしても、ごく小さい
ものしかしないらしい。


年齢が年齢だけに、何かあってからでは遅い。



待合室の表示によると、この医師、近隣の学校医であったり、企業の顧問医
も複数やっているらしい。(突然来た、個人の患者なんてどうでもいいのか)




まぁ、我が家はもう二度と利用することはないが、休日当番病院に掛かる時
は注意した方が良さそうです。



それでも、

翌日の日曜日、休日にもかかわらず、しかも担当でもないのに、親切に、
丁寧に、祖母にも語りかけるように対応して下さったS病院の先生には感謝
感激、心が救われた気分でした。
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