goo

第14回北海道移植フォーラム

障害年金の請求をすると心に決めて数日、その後の行動の中で実に色々な事があ
りました。

でもそれは後述するとして、印象に残った事が一つだけ・・・


区役所で申請書類をもらった後、疑問点が出てきたので社会保険事務所に℡。

少しは詳しい話しが聞けると思って。


ところがどっこい期待外れ。(予想通りでもあり)



なのでわたしも一言、

「社会保険事務所の中に、例えば社会保険労務士のような詳細を把握されている
方はいないのでしょうか」


との問いに、あまりにも以外な答え。(予想通りでもあり)


「わたしらは事務屋ですから!」


思いっきり言い放たれてしまいました。





これって、当然なのかもしれないけど、でもちょっと・・・



こうなったら何がなんでも自分でやってやる~っ、と心に決めたのでした。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日、行ってきました、「第14回北海道移植フォーラム」

毎年開かれ今年で14回目、ご苦労様です。


17日に迫る改正臓器移植法、メインはこれを取り巻く話し。

なのでマスコミの取材も多数。






講師は、

北関東循環器病院の南和友先生。
ドイツで多数の心臓移植経験を持ち、脳死と植物人間の違い、心臓移植は日本
は、世界はもとよりアジアの中でも後進国である事など、中でも、
「移植総合センター」の設立を考えているという話しが興味深かった。


聖隷三方原病院の岡田眞人先生。
脳死判定から臓器摘出までの平均45時間33分という時間、その意味する所
のお話が印象に残っている。


おなじみ市立札幌病院の鹿野恒先生。
看取り医療についてはもちろん、今後問題になるであろう、脳死判定の負担の
問題を経験値が必要としながらも、日常的に行っていれば負担にはならないと
力強いお言葉。


他に、日本医科大の重村朋子先生がドナー家族の立場に立ってのお話、市立札
幌病院の佐藤真澄看護師のエンゼルメイクを始めとするグリーフケアのお話し
をして下さった。


そして最後に北大病院の藤堂省教授の特別発言で終了。




・・・
ところで今日も気になる事が一点。

帰り際に、くしくもコーディネーターさんとS村先生に同じ質問をされた。


「重度心身障害者医療費助成」の「所得制限」について。


つまり、所得制限があるせいで、殆んどの人がこの助成を受けられていない、と。



なんで~ぇ??

「所得制限といってもかなり上限が高いはずですよ。」

と答えたものの、S村先生と、近くにいた患者さんも、「現実に殆んどだめみたい
ですよ。」と。



じゃあ自分は・・・そんなに収入が低いの~?


帰宅後、早速、「重度心身障害者医療費助成のしおり」っていうやつを
見てみました。

もちろん自治体による違いはあり。

札幌市の場合、たとえば扶養人数2人の所得制限限度額、


給与収入額の目安 892.1万円也。


皆さん、これ以上に該当するのでしょうか。

それとも他に何か理由があるのでしょうか。???



どうして???

コメント ( 14 ) | Trackback ( )