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退院後初検診、病理説明

昨日は退院後初の一か月検診。

摘出された前立腺の病理検査の結果を聞く日。

簡単な説明は退院前に聞いていたので、妻とともに改めての詳細説明を聞いてきた。



1)癌は、14mm大と7mm大のが2個。

2)グリソンスコアは、14mm大のものが、4+3=7 

       7mm大のものが、3+3=6

        悪性度は、3段階の真ん中、「中程度」。

3)癌の場所は下側、尿道にかなり近い部分。

4)昨日のPSA値は0.03、これが最低計測ライン。

       PSA値が0.2になると、PSA再発。

5)PSA再発の状態になっても、骨等を検査しても場所を特定できない場合が多い。

       この場合の治療法は二つ、

       ・放射線治療

       ・ホルモン療法

6)確立として、5年で1~2割がPSA再発する。

7)今後の通院間隔は、

       ・2年目まで~3か月ごと

       ・2~5年目まで~6か月ごと

       ・5年目以降~1年ごと

8)排尿障害について

        現在は夜間は溜められるのでパッドのみでOK。
  
        昼間は腹圧がかかるたび漏れるが、徐々に減っていく。

        骨盤底筋体操、散歩等の運動は有効。

9)勃起障害について

       神経は温存しているので、回復の可能性は有る。

       血流、血行を良くするためにも必要な機能なので、ED治療薬の処方も可能。

10)多くの人に、鼠経ヘルニアが起こっていて、今後の注意が必要。

11)左脚の痛みについては、まずは整骨院での治療を優先。いつでも整形外科を紹介できる。




以上のような内容で、なんといっても、結果が術前予想よりも悪かったので、

「経過観察」を選ばず、今、手術して本当に良かったということ。


今後は、泌尿器科の定期検診が増え、肝臓の方と合わせて通院機会がぐっと増える。

どちらかに気をとられ過ぎて、どちらかが疎かになったら元も子もない。




おそらく、数ある中で一番生存率が高い癌だと思われる前立腺癌。

でも、それでも癌は癌。

PSA再発の可能性も思っていたより高かった。

薬のアレルギーの問題もあり、これからの闘病もきっと楽ではないかも。


今までもずっと感じてきたことではあるけど、やっぱり一日一日が本当に大事。


今日できることは今日やろうと思う。

何か一つでも、楽しいことが得られた一日で終わりたい。

目標は定まった。




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