誰もが一度は世界の不思議な遺跡に興味を持ったことがあると思うのですが、僕もその1人で、大学時代にそういう話をすると友人Sが、当時奈良に頻繁に行っていたこともあって、奈良の飛鳥時代の遺跡を案内してくれました。
奈良の遺跡巡りって、とにかく田舎。よ~く見ていないと見逃してしまうような所に点在しているのです。車かバイクを使って、1日遺跡を探して廻るという言い方が正しいかな?遺跡というより、ただの石探し!(笑)
1番興味があったのは、「酒船石」・・手塚治虫の「三つ目が通る」にも登場した石ですが、何に使われたのか不明の石です。お酒や薬を調合した等という説もありますが、どう見てもそんな説は不合理で、占いに使われたと僕は思います。これが竹藪の中にポツンとある。木の葉が石に積もっていました。置き去りにされているのです。女の子が1人で行くと、襲われそうな場所です。
「石舞台」は誰でも歴史の教科書で見たことがあると思いますが、デカイ!お墓なのか何なのか分かりませんが、ここは超有名なのに誰でも登れてしまう。この上で踊るのも自由です。(笑)超有名遺跡なのに、自由に触るどころが、ここで遊べてしまうことに、僕は何よりも驚きました。
「亀石」は神社の境内にポツンとありました。南西を向いていますが、西に向いた時、奈良盆地が泥の海と化すと伝えられています。
他にも田んぼから出て来た「猿石」など、奈良・飛鳥には奇石が沢山あり、本当に興味深かった。Sに案内してもらわなかったら、多分一生実物を見ることも無かったと思います。貴重な経験でした。ただ、奈良との往復や石探しで、疲れるほど車で走りました。今なら・・無理 😵