アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

JAPANESE ONLY~浦和レッズの横断幕

2014年03月10日 | つぶやき
昨今、レイシズム(人種差別)とこれにもとづく公然としたデモなどが行われ問題化しているが、昨日、ツイッターに次のようなつぶやきが流れ大きな関心が集まった。



これは8日、J1浦和―鳥栖戦があった浦和レッズ埼玉スタジアムで、浦和サポーター席入り口のコンコースに掲げられた横断幕だそうだが、何ともひどい話だ。

これに対し、レッズの槙野智章選手が、「ひどすぎる」とつぶやいた。このチームには、李忠成選手も所属しているのだ。上記は、ツイッターから転載しました。
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本来の筆力とはほど遠く~山本文緒著「なぎさ」

2014年03月10日 | 読書三昧
2001年に「プラナリア」で第124回直木賞を受賞した山本さんの長編小説。小説野生時代11~13年連載、371頁の大作である。



物語~幼なじみの同窓生と結婚した冬乃は、父母の理不尽な束縛と経済的要求から逃れるべく故郷を後にするが、その後遺症は長く深く彼女の生活に影を落す。そこに、妹が転がり込んで来たことから、人間関係も生活も一層複雑なものとなっていく・・・。

直木賞受賞後うつ病を発症して執筆活動を休んでいた山本さんだが、07年のエッセイ「再婚生活」で作家活動を再開。今回、15年ぶりとなる長編小説をリリースした。

そうした苦闘の跡は、この小説にも垣間見える。例えば、突然、登場人物が誰なのかはっきりしない物語が挿入されていたり、主人公以外の人物のエピソードが執拗に繰り返されたりするのだ。つまり、全体のバランスがよくないし、また、エピローグの盛り上がりももうひとつだ。

その意味で、作家活動を再開したとは言え彼女本来の筆力を発揮した作品とはなっておらず、次作に期待したいと思った。
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空が燃える~3月10日東京大空襲

2014年03月10日 | ドラミング
1945年(昭和20年)3月10日未明。
東京は、300機を越える米軍のB29爆撃機による絨毯爆撃を受け焼け野原となった。この空襲で亡くなった市民は10万人という。

以来、この悲惨な歴史を亡失してはならないと活動を続けておられる作家の早乙女勝元さんの投書が、昨日の新聞(朝日)の掲載されていたのでご紹介したい。



当時小生はまだ5歳であったが、地下の防空壕から庭に出ると、遠くの空が赤く燃えていたのを今でも覚えている。こうした歴史を繰り返すことがあってはならない。
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