アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ハノイ市民の憩いの場所~ホアンキエム湖

2014年03月30日 | ギャラリー
ハノイの旧市街に接するように、1周2kmほどの小さな湖がある。
中国の支配を打ち破った英雄に、湖に棲む亀が宝剣を貸したという伝説のあるホアンキエム(還剣)湖。(右側に「亀」ゆかりの塔が立つ)



周囲は緑に囲まれ公園にもなっているから、ハノイ市民の憩いの場所として親しまれている。勿論、若いカップルのデートスポットでもある。

雨上がりの湖畔を歩くカップル。午前10時過ぎで、かなりの急ぎ足であった。



木々は、遅い芽吹きを迎えていた。大きな写真がこちらにあります。



湖畔のベンチで、熱心に携帯に見入る若い女性。



旧市街から湖に向かうあたりは、車とバイクの洪水。



旧市街とは反対側に位置する中央郵便局の前を轟音をたててバイクが疾駆する。バイクの2人乗り、3人乗りは常識。



湖から10分ほど離れた「大教会(セント・ジョセフ教会)」の見学に行く。





事情はよくわからなかったが、見学を終え門まで戻ると守衛さんとおぼしきおじさんにえらく怒られた。あるいは、開館時間(午前11時まで)を過ぎていたのかもしれない。

教会前の通りの日本人経営のお土産屋さんに寄る。
展示されている商品もディスプレィも洗練されていて、ここなら安心して買い物が出来そう。





ただ、私たちは、前日までにハロン湾クルーズの行き帰りや、ホテル近くのお土産屋さんで、あれこれ購入してしまっていたので、せいぜいおつきあい程度の買い物しかしなかった。

夕方になり、再度、湖畔に行ってみると、大勢の人々でにぎわっていた。中には、トラデショナルな編み笠をかぶるおばあさんもおられた。



湖畔の一角に、ベンチプレスなどを設置してひと汗流すグループがいた。手前のカップルは、男性が女性に促されて、腹筋運動が何回できるか挑戦していた。



こうして、市民がめいめい、自らの時間を静かに過ごしているようであった。
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