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+ 中洲のシギ・・・  管理会社にのっとられた、アクロス前中央公園  

2007年10月12日 21時39分37秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

※ 博多と福岡を分ける、那珂川の中洲

 

 

  秋走る 中洲のシギが 魚を捕り


     
馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

  日本から、干潟がめっきり減った。

  そのために、干潟の渡り鳥が住処を失い、

  旅に疲れて、絶滅に向かっている。

 

  公務員の仕事を作るために、

  土木業者の利権のために、

  使い道のわからない予算のために

  多くの干潟が失われ、

  川岸が失われ、

  多くの河川の生き物が絶滅していった。

 

  だからこそ、公務員を半減しなければならない。

  この地上は、人間だけで生きているのではない。

  他の生命に思いやりがないのなら、

  人類もまた、

  絶滅するほかはない。

 

  官僚は、国家の役人ではなく、

  政治家に雇われるという形をとるべきではないか。

  そうすれば、

  政治家とともに、選挙で選ばれた役人の性格を持つ。  

  

  官僚の人事権は、政治家が握る。

  よい仕事をしていれば、安定して引き継がれるであろう。

  公務にも、市場原理が必要である。

 

 

 

 

  イオンゼライトという管理会社にのっとられた形のアクロス前中央公園                       

 

 

公務民営化の落とし穴

 公務員の半減、公務の民営化は迅速に進めなければならない改

革課題である。

 しかし、従来の公務を単純に民間に委託すればよいというのでは

ない。

 権力作用の性格を残したままでは、社員が恣意的に権力を行使す

るからだ。

 


 そのよい例が、福岡県のアクロス前中央公園である。

 公園は自治体の資産である。

 しかし、管理費用を削減するために、民間に管理権を委託すること

になったそうである。

 

 

 福岡県の公園管理は、イオンゼライトという会社が管理事業を落札

して、事実上、公園使用許諾の実権を握っている。 

 その実権は、窓口のネクラな女性社員に任されている。

 

 その結果、公園の使用が厳しく規制され、芝生を養生するための

場所になってしまった。

 芝生の植えられた部分には半年近くロープが張られ、立ち入りが

禁止された。

 その後も、歩くこと、寝ること意外は禁止された。

 スポーツ禁止、イベント禁止という具合である。

 

 所有権が移転されたのだろうと思っていたら、そうではないらしい

のだ。

 つまり、一企業が、公園利用に関する実質的な行政権限を握って

いるという状況なのである。


 「公園は、災害に備えてそこで眠るための芝生を養生するためにあ

る。

 だから、スポーツもさせない。イベントもさせない」というのだ。

 もちろん、造園会社も同じである。

 

 その背景には、落札した管理料から利益を出すためには、管理費

用を抑えたい。

 そのためには、使わせないのが一番という打算があることは明白

である。

 

 

 そうした打算によって、公園は芝生を育てるための場所になり、広

場のない天神で、昼休みのバレーもできなくなってしまった。



 公園が、芝生のためにあるなんて・・・。

 

 公有資産の管理権を民間に丸投げしてはならない。

 公園は、管理会社や造園業者のためのものではない。

 彼らに、実質的な使用許可権まで与えてはなるまい。

 

 福岡県には、反省を促したい。

 

                          J.D.Subunroco. 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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