ナルコユリ 狸の里の ありそうな
梅士 Baishi
気温18℃前後。
この季節が一番快適な季節なのであろう。
二週間ぶりに城戸の遍路道を歩いた。
すっかり桜は花を落とし、ツツジも枯れていた。
咲き始めだった石楠花は最期の花を点していた。
あんなに沢山あったはずの野いちごは、遍路道には見
えなかった。
ヤマフジも姿を潜めていた。
その代わり、不思議な草花が神秘的だった。
花の姿は夏に衣替えしている。
花がめっきりと少なくなった。
初夏の花はアザミというべきか。
そのなかで、新種発見かと思うほどびっくりする花を見
つけた。
調べてみると、ナルコユリというのだそうだ。
しだのような葉形に鳴子のような花が並んでいる。
なんとも、植物の世界の芸術的であることよ。
鳴子をめぐらした山の斜面には、狸のしのび里があるの
かもしれない。
花散って 子狸あそび ナルコユリ
梅士 Baishi
からんころんという音が聞こえてきそうである。
【 東京電力の役員報酬は高過ぎるのか 】
役員報酬は8千万円近いそうである。
日産ルノーの社長、カルロス・ゴーン、箪笥にゴ~ンは
8億円超なのだそうである。
だからと言って、嫉妬するべきことではない。
だからといって、自分が彼らに搾取されているわけでも
ない。
企業の収益体制からは不当な額ではないのだろ。
トップになろうと思ってなれる地位でもない。
嫉妬心を煽るような海江田発言は貧乏神的である。
ただ、東電は、天下り的独占企業体である。
そのトップとはいえ、通常の競争社会で生き抜いている
企業と同等には考えられない。
公務員ないし政治家に準じて、2000万円くらいが相当
なのではないか。
今更ではあるが、それだけのことであり、今回の論点と
は関係ないことである。
むしろ、電力会社の自由化を進めるべきである。
送電線は地下ケーブルにするとして、土地使用は国民
として甘受すべき公益であるから、補償対象とするべきで
はあるまい。
そうすれば、電力事業への新規参入が可能となるだろう。
ジェネコンも商社も、こぞって原子力発電事業に参加で
きるよう、法整備を進めることだ。
核廃棄物の問題も、ただ密封して捨てるではいけない。
二次放射性物質の分解、安全物質への転換の技術開
発が欠かせない。
ロボット化という課題もある。
そこまでが求められる原子力発電技術であろう。
中小の電力会社ができるとよいのだが・・・。
超小型原子力発電ユニット、できませんかね~。
以上、問題提起する。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi