秋鎮む 冷たき朝の 海になり
梅士 Baishi
今朝の気温は15℃、寒くなった。
天気は良かったが仕事の仕込みに一日デスクワークと
なった。
昼食をとりながら、映画『ハドソン川の奇跡』という
映画を見た。
冬のハドソン川に不時着した飛行機事故の恐怖を、実
際の乗客のインタビューと再現映像で描いたものである。
映像は出発して間もなくして発生したエンジン発火破
損による墜落の恐怖という機内の映像が中心である。
しかし、その緊迫感と、死と向き合った人々の感情や
行動に引き込まれて、最後まで見てしまった。
不時着後、自分が生きているのか死んでいるのか定か
でないという困惑は、霊的世界を知る者でも実際に経験
することが多い場面であろう。
確かに、いつかは誰もが死ぬことになるが、それが、
今日とか明日、あるいは来年とも思わないものである。
ところが、交通事故が起こり、天変地異が起こり、犯
罪に巻き込まれて突然に死が訪れることも日常茶飯事で
ある。
一日一生と言うが、死を覚悟して生きることは大切な
心得である。
低い投票率の衆院補選が豊島区と久留米で実施され、
ミンシン党は大差で敗れ、幸福実現党は2000票台の低
い得票に終わった。
マスコミにシャットアウトされているとは言っても、
無力感が漂う結果ではあった。
それにしても、投票率が30%台とか40%台では、選
挙無効というべき無意味さではないか。
これは、政党とマスコミの政治責任と言うべきではな
いか。
当選万歳では済まない候補者責任でもある。
不在投票の便宜をはかったり、選挙権失格のルールを
制定するなどの重大な問題意識が求められるのではない
か。
あるいは、投票率が60%以上に達するまでは、投票
延長もありではないか。
野球ほどに熱狂する選挙であるべきなのである。
なんなら、公営ギャンブルにしたらいかがか。
神聖なスポーツを公営ギャンブルにするくらいなので
あるから。
マスコミは報道禁止にすればよい。
その代り、選挙予想屋が辻説法するというのはかえっ
て面白い。
選挙の形骸化は、民主主義の終わりを意味している。
最大の政治責任と言うべきである。
それとも、形骸化するのが既成政党の既得権益確保術
ということか・・・。
政策論争以前の大問題である。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党