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+ 秋雨の風・・・ F・フローデルの『地中海史』に思う欧州史の終焉  読書の楽しみ

2016年10月28日 10時48分11秒 | ◆ 日本国独立運動

   


 雨宿り  秋雨の葉に  風吹きぬ 

   梅士 Baishi

 

  

 

 

 

 今朝は18℃、秋雨の一日になりそうである。

 雨の合間に散策をし、雨宿りに読書をしたいと思う。

 窓外には10羽以上のスズメと、みかん専門のメジロが

賑やかしい。

 平和な一日である。





 F・ブローデルの『地中海史』をかじり読みしているが、

地中海の地理に疎いために、難解である。


 地中海は、エジプト文明、ヘルメスのクレタ文明、ソクラ

テス・プラトンのギリシャ文明、アレクサンダーのヘレニズ

ム文明、そしてギリシャ文明を保存したイスラム文明とキリ

スト教に至るローマ時代の黄金期から植民地争奪戦の時

代と続く欧州史の中心世界だったと言えるかもしれない。


 学校世界史では、地中海史という認識は乏しかった。

 その意味では、独創的な歴史観であり、ヨーロッパの理

解には重要な問題提起を含んでいるのだろう。

 ヨーロッパ文明の滅亡期に際して、地中海に生まれ、地

中海の遺伝子に滅亡が刻まれた歴史解析は興味深い。


 しかし、現代にあって、欧州史への関心は低下している。

 所詮、衰退すべき植民地文明であって、現代でもマフィ

ア的な影響力を持つローマカトリックの時代に幕を下ろさ

なければならない地域である。

 その清算が終わった後に、旧植民地に苦しんだ、インド

やアフリカの時代がやってくるに違いない。


 エーゲブルーと言う地中海の海だが、魚がいそうな豊か

さを感じないことを不思議に思っていた。

 確かに、豊かな漁場はなく、細々と多種少数の魚を掬っ

ているに過ぎないそうである。

 その理由は、大陸から一気に海溝に切り込んだ地形に

あるらしい。


 大陸棚がほとんどないために、魚が繁殖する環境では

ないということである。

 そして、静かな海にみえる地中海だが、それは夏場の

時だけで、冬場は荒海に変身するという。


 学問的理解には程遠い難解な書籍であっても、何らか

の気づきはあるものである。

 異文化の読書は大切な習慣であるとつくづく思う。

 読書と山歩きとその表現の楽しみは、終生のものであ

ろう。

 生きる意味がなくなることなど、ありえないことである。 


 

日本独立宣言・神聖九州やまとの国

  幸福実現党応援隊・中村梅士党  

          

 

 

 

 

  

  

 

 

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