春雷し 怒涛もせむか 夜明け前
中村 梅士 Baishi
風もない静かな夜明け前である。
しかし、午後からは荒れ模様の予報である。
これが春一番なのか、天変地異の前触れか、予断を許
さない気配である。
ああ、やっと咲いた梅だが、散るを急ぐか・・・。
散る前の梅を見ておきたい。
午前中が最後のチャンスか・・・。
まもなく、世界は暴風雨に沈むのだ・・・。
さて、今日は二月晦日である。
怒涛の月末から、春雷の年度末に突入する。
リニア新幹線建設工事について、大手ゼネコン各社が
談合の疑いをかけられている。
「談合談合とうるせえんだよ。お月見でもあるまいし。
てめえらも、会議懐疑懐疑とゴキブリやってんじゃねえ。」
火盗の鬼平さまを品よく言うと、そういうことである。
談合とは役割分担であり、利益優先の不正と断ずるの
は共産主義的不浄役人の偏見と言うべきであろう。
団子の取り合いとはわけが違うのだ。
単なる入札で建設技術の役割分担は難しかろう。
そのために、ジェネコンがあると言うべきであろう。
独占禁止法を振りかざすのであれば、大手マスコミの
放送資源独占にもメスを入れるべきであろう。
民間企業が放送資源を独占しているではないか。
新規参入もできないのだ。
NHKも解体するべきである。
政党助成法も独占禁止の趣旨に反するであろう。
如何に難工事をやり遂げるのか、リニア新幹線と言う
未来への一手をこそ考えるべきことである。
ジェネコンも、仕事の配分方法を「談合」と言われな
いように工夫するべきである。
政府の失政で長期不況になり、散々な目にあった建設
業界は被害者でもある。
その責任は官僚たちは取っていない。
正義無き者たちに、正義の鉈をふるう資格はない。
しかし、鉈を振り上げつつ裏金をせびる、それが権力
である。
偏見ではあるまい。
公務員地獄が肥大しているという。
小さな政府、小さな公務員地獄に舵を切るべきである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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