烏瓜 干し柿気分で 木に下がり
中村 梅士 Baishi
カラスウリが、柿の木だろうか、冬の古木に沢山ぶら
下がっていた。
鳥をがっかりさせるだけで、烏とて突く気もしないだ
ろう。
それでも面白い冬の風景である。
さて、今日も一日、スポーツ論を考案した。
今までも、我ながら鋭い論考だと思っていたが、一年
もすると陳腐に思える。
日々進化しているということは、まだ未熟だという事
である。
それにしても、池江璃花子選手の白血病という発表の
衝撃はワイドショーでも見たくなるほど尾を引いている。
初期だというから、完治するであろうが、あまりに想
定外のことだったから、国民的にも衝撃が大きかった。
夏目雅子なら美人薄命というイメージもあるが、トッ
プアスリートのスイマーがとなると、受け入れがたい衝
撃があるのだ。
18歳にして、これほどの衝撃が世界にまでひろがる
のだから、トップアスリートというのは凄いものだ。
「競技スポーツとは健康を害してでも勝つためにやる」
ものだと言われるが、一般人に比べて免疫力が落ちてい
るというデータもある。
競技に特化して鍛えられているが、繊細である。
ある意味、自己犠牲の世界である。
疲労を溜めると言うのが良くないのではないか。
疲労を抜いて、次のトレーニングをするということを
やってみてはいかがか。
日本人はどうしても根性論に頼ってしまう傾向がある。
休養もトレーニングの内と考えるべきである。
やはり、健康を害する競技では美しくない。
選手の逞しさは健康でありたいものだ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party