felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

自転車の危険運転

2015-05-29 22:50:36 | 戯言
「自転車だから」通用せず
こんな見出しの記事が、昨日の産経新聞朝刊に載っていた。
来月6月1日から施行される改正道交法で、3年の間に2回以上の摘発を受けた自転車の運転者には安全講習が義務付けられるのである。

車を運転していると度々見掛ける自転車の危険な運転。
周知が徹底されていないのか、未だに多い路側帯の右側通行。
また、信号無視もお構いなしでスマホを見ながらの運転だとか。

そんな運転が多いのは、やはりまだ免許を待たない高校生くらいの年代だろうか。
免許を持ってバイクなり車を運転している身であれば、当然それらの危険性も分かるはずだし、とてもそんな運転は出来ないと思うのだ。
もっとも、免許所持者が自転車には反則金や減点制度が無いのを見越しての悪質運転もあるのだろうが… 

そんな中で、私が特に危険だと思うのがスマホを見ながらの運転だ。
歩きスマホも危険だが、スマホを見ながら自転車の運転なんて、それとは比べ物にならないくらい危険である。

前方不注意で何かにブツかって自爆する。
自爆であれば自業自得で済む話だ。
だが、誰かに当たって怪我させたとなると、これは立派な交通事故。
場合によっては被害者に金銭的な補償も必要となる訳で、自転車だからで済む事ではないのである。

自転車を運転する暇も惜しんでのスマホ操作。
そもそも一体どんな画面を見ているのか。一度拝見させて頂きたいものだ。

自転車における危険運転。
来月からは取締があってヤバイかも知れないから気を付けよう。
そんな考えではなく、行為自体の危険性を認識した上で意識を改めなければ意味が無い。

確かに自転車は手軽に乗れる便利な乗り物だ。
しかし、決して安全な乗り物ではないのである。
運転方法を誤れば、車と同じく走る凶器にもなれば棺桶にもなる。
免許制度の無い自転車だからこそ、各種学校では自転車ルールの教育に力を入れるべきだと私は思うのだが…