football smile

the days turn into months and years

J2 栃木 vs 群馬(SKY)

2015-06-06 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第17節
2015年6月6日(土)13:00キックオフ
栃木県グリーンスタジアム(SKY)
栃木SC 5 - 1 ザスパクサツ群馬

県民の歌が響き渡るグリーンスタジアム。栃木、群馬、水戸の北関東ダービーというのがあるらしい。初耳である。もちろん、そこに鹿島は入らない。大宮はどうだろう?入れてあげても良いのでは?そんなことを考えていると試合が始まった。そういえば、栃木SCの試合を観るのは初めてかも知れない。まだまだ知らない世界はあるものだ。

上位チームを相手に連勝している群馬だけに、サポーターの期待は大きかった。でもまだこのチームは好不調の波が激しい。下位の相手に油断したのか、なんと5失点という大敗である。メンバーが変わったわけではない。となると、やはりメンタルの問題か。しかし、試合終了間際に失点する栃木も栃木だ。残念ながら、所詮J2の下位対決であったと言わざるを得ない。

元浦和の阪野は2得点の活躍である。栃木のストライカーとして、存在感を示していたと思う。一方で群馬の江坂も最後に一矢を報いた。やはりFWはゴールを決めなければダメだな。
 

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J2 群馬 vs 千葉(SKY)

2015-05-31 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第16節
2015年5月31日(日)13:00キックオフ
正田醤油スタジアム群馬(SKY)
ザスパクサツ群馬 2 - 0 ジェフユナイテッド千葉

日曜日はTVでJ2観戦。それにしても、なんだこのものすごい色のユニフォームは!というのが、久しぶりに観た千葉の印象である。一体どこから出てきた色なのか?まあ、そんなことはどうでも良い。良くないのは森本の退場だ。昨日の鳥栖もそうだったけど、前半早々に退場者を出してしまうと、お互いにゲームプランを崩してしてしまう。警告を受けた後のプレーをもう少し考えるべきとは、これも昨日聞いた解説者のコメントと一緒。

ポゼッションの高い千葉と低い群馬の対戦とあって、どのような試合になるのかはある程度想像がついた。千葉が圧倒的にパスを回す。群馬はボールを奪ってカウンター。ところが人数のアンバランスによって、群馬が予想以上にボールを持つこととなってしまった。さて困ったぞ。どうしたものかと戸惑う群馬。そこで何とか工夫を見出そうとする永井の動きは、それなりに有効であったように思う。

群馬の試合を観るのは今シーズン7試合目だけど、江坂の存在感は試合を重ねる度に大きくなっている。とても良いFWだと思う。スピードがあるのでサイドもいけるけど、やはりトップに近い位置でゴールを狙うべきである。森本とのFW対決と思っていたのだが、今日はあっけなく江坂に軍配が上がった。名立たる選手の活躍ばかりではなく、才能あるルーキーの活躍もまた見ていてワクワクする。

しかし、千葉は大丈夫か?1試合観ただけでは何とも言えないけど、優勝を狙うにチームにしては、あまりに寂しい内容であった。 

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J2 磐田 vs 群馬(SKY)

2015-05-24 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第15節
2015年5月24日(土)14:00キックオフ
ヤマハスタジアム(SKY)
ジュビロ磐田 1 - 2 ザスパクサツ群馬

日曜日はJ2観戦。群馬はアウェーで首位磐田と対戦である。ドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督を意識したようなシャツ姿で指揮を執る磐田の名波監督。磐田がこのカテゴリーで戦っていて良い訳がない。圧倒的な強さを見せつけなくてはならない。しかし、事はそう簡単ではない。

群馬の試合の入り方は悪くなかった。怪我から復帰した小林竜樹、そしてオリベイラ、江坂、永井と並べた攻撃陣は、今現在のベストであろう。出場停止明けの松下も戻って来た。なかなかシュートまで持って行くことはできないけど、それなりの形は何度も作っていた。磐田が圧倒するかと思われたが、群馬がそこそこ頑張ったという前半。

後半、吉濱の投入で縦への推進力を得た群馬が徐々にシュート数を増やして行く。すると、先制点は何と群馬にもたらされた。小林竜樹が復帰早々またゴールを決めた。C大阪戦を思い出すような得点シーン。しかしその後、磐田を相手にゲームをコントロールするというのも酷な話で、やはり追加点を狙って行くしかない。

ラスト5分、いよいよ逃げ切りに入った群馬は、服部監督も執拗に講義をするくらいにヒートアップ。磐田のジェイに同点ゴールを決められても気持ちを落とさず、アディショナルタイムに決勝点を上げたのは、これまた群馬だった。最後までファイトした者に勝利は舞い降りる。昨晩の浦和戦に続いて、またまた素晴らしいゲームを観させてもらった。サッカーの神様、最高の週末をありがとう!

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J2 群馬 vs 札幌(SKY)

2015-05-17 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第14節
2015年5月17日(土)13:00キックオフ
正田醤油スタジアム群馬(SKY)
ザスパクサツ群馬 0 - 2 コンサドーレ札幌

今シーズンは群馬を中心にTV観戦しているJ2だけど、土曜日のレッズ戦の後に観ると、さすがにその試合内容に差を感じてしまう。それでもまた違った面白さがあるのも確かで、札幌には稲本や河合といったベテランがいたりする。そういう選手がどのようなプレーをしているのかは、やはり興味深いところである。

群馬の永井は今日もトップ下で先発出場。台所事情が厳しい中で、非常に難しい仕事を課せられている。後半は下がってボールをさばかなくてはならない始末。このあたり、キャプテン松下の不在が大きく影響している。結果として、途中交代で攻撃陣を総入替しなければならなかった群馬は、まだまだ攻撃の形が見えてこない。それに対して札幌はやはり一枚上手か。要所で稲本のプレーも光っていた。

ホームで連敗という厳しい状況の群馬だけど、まだまだ巻き返しの可能性がないわけではない。まずは、小林竜樹の復帰を待ちたいところ。それまでに、オリベイラや江坂の成長を期待したい。

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J2 群馬 vs 大宮(SKY)

2015-05-11 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第13節
2015年5月10日(土)13:00キックオフ
正田醤油スタジアム群馬(SKY)
ザスパクサツ群馬 0 - 2 大宮アルディージャ

群馬の試合を観るのも今シーズン5試合目。徐々に選手の特徴もわかり始めてきた。目を引くのは、やはり左サイドのルーキー江坂で、攻撃はここを突破口にすることが多い。小林竜樹の離脱で試合の構成力が落ちたのは残念なところ。パスを少なく縦へ運ぶ展開は、浦和とはまったく異なるのが面白い。いろいろなスタイルがあるものなのだ。

今まで右サイドで出場していた永井は、初めてのトップ下に入った。結果として、これは良かったように思う。守備の負担が軽減されて、攻撃のために体力を温存できる。サイドを突破する走力より、今の永井が持つ技術はここの方が活きるのではないか。自らのシュートであったり、江坂へのパスであったり、今まで以上にその存在感を示していた。フル出場は立派である。

しかし、さすがにJ1を戦ってきた大宮の方が一枚上手であったか。押し込まれてもワンチャンスでダメを押す底力を持っている。いくら良い試合をしても、負けでは勝点を得られない。そこが上位と下位の差である。大宮のGK加藤順大は、浦和の時とはまた違った存在感を放っていた。みんな頑張ってほしいものである。

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J2 福岡 vs 群馬(SKY)

2015-05-06 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第12節
2015年5月6日(祝)13:00キックオフ
レベルファイブ スタジアム(SKY)
アビスパ福岡 4 - 1 ザスパクサツ群馬

昨年の10月、レベルファイブスタジアムで同じカードを観戦しているけど、両チーム共ずいぶん様変わりをしたものだ。そしてそこには、元浦和の選手がチラホラ見受けられる。群馬の右サイドは永井だし、福岡のセンターバックは濱田と堤だ。そして、福岡の監督は井原正巳である。開幕から3連敗した井原監督だったが、ここへきて8戦負けなしの5位と立て直している。

前半早々から福岡の攻撃の良いところが出た。得点力があるとは言えない群馬にとって、3失点は大きかった。前半のうちに1点を返して、後半は群馬の流れで始まったにも関わらず、追加点を与えてしまったところで勝負あり。群馬は小林竜樹の不在が大きい。攻撃に限らず、ゲームを作れる選手が見当たらない。江坂は非常に良い選手だと思うけど、いかんせん孤軍奮闘の感が歪めない。

今年は群馬の試合も結構観ているのだが、浦和の観戦に目が慣れているせいか、そこでそこに蹴るのか!という驚きの連続となる。パスを繋ぐより縦へ早くボールを入れること。それが今シーズン服部監督が目指すサッカーとのこと。レベル云々は置いておいて、その志向の差によって、こんなにも違うことが起こるのだ。サッカーは本当に奥深いなあと思った。

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J2 C大阪 vs 群馬(SKY)

2015-04-19 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第8節
2015年4月19日(日)16:00キックオフ
ヤンマースタジアム長居(SKY)
セレッソ大阪 1 - 2 ザスパクサツ群馬


別に名前でプレーするわけではないけど、フォルランと玉田が並ぶとさすがにビビってしまう。などと思っていたら、あっという間にこの2人のコンビで先制点を決めてしまった。これはやはり格が違うのか。山口蛍、扇原、長谷川、山下、関口とタレントが揃ったセレッソが、なぜJ2にいるのか不思議である。しかも、決して上位に定着しているわけではない。

一方のザスパも、開幕からなかなか勝点を積むことができない。しかし、怪我で出遅れていた小林竜樹が戻ってきたのは大きい。右に永井、左に江坂を従えて、積極的に前線を動く。小さいながらも、いちばん動いているような印象を受ける。この人の2ゴールで逆転勝利を手にしたたわけだし、やはりザスパの攻撃の中心だろう。

先発出場した永井は、まだまだボールに絡む回数が少ないようだ。小林竜樹のスルーパスをシュートに持ち込む場面があったけど、あの辺りのスピード感は健在である。早くゴールという結果がほしいね。

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J2 金沢 vs 群馬(SKY)

2015-04-05 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第6節
2015年4月5日(日)13:00キックオフ
石川県西部緑地公園陸上競技場(SKY)
ツエーゲン金沢 2 - 1 ザスパクサツ群馬

雨の日曜日は部屋でJ2観戦。先週金沢へ行ったのも何かの縁である。というわけで、ツエーゲン金沢のホームゲームを観てみよう。スタジアムは海みらい図書館の近くみたいだし、これはやはりもう一度行く必要がありそうだね。

昨日観た試合と比べるのも何だけど、そこには明かにJ1とJ2の違いが存在した。精度が伴わなくとも意図が見えるパスならともかく、手詰まりになると前へ蹴り込むだけでは、それはもはやパスではない。そういうところが、特に群馬に目に付いた。キャプテン松下は孤軍奮闘といった感じで、まだ周囲との連携が上手く行かないようだった。後半途中出場の永井も然り。まだ自分の役割が見えていないような気がする。

J3から昇格したばかりの金沢だが、リーグの上位に留まっているのは決してまぐれではない。チームとしての完成度が高いのだ。選手個人の能力は、もしかしたら群馬の方が上かも知れない。戦術が機能していると言い切れるわけでもない。しかし、選手は同じ方向を見ていることがわかる。その象徴を逆転ゴールに見ることができる。コロコロとゴールへ転がった泥臭いシュートだけど、そこへ至るまでの意図が確かに感じられた。お見事。

まだまだ見たことないチームはたくさんあるし、まだまだ行ったことがないスタジアムはたくさんある。まだまだ楽しみは尽きないのであった。 

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J2 福岡 vs 群馬(レベスタ)

2014-10-19 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第37節
2014年10月19日(日)13:00キックオフ
レベルファイブ スタジアム
アビスパ福岡 1 - 1 ザスパクサツ群馬

アギーレ・ジャパンには目もくれず、2週連続のJ2観戦となった。何かと仕事で来ることが多い九州である。実はその度にスタジアムへ通っている。昨年は大分と熊本で観戦しているし、それ以前には鳥栖に2度も行っているのだが、どういうわけか福岡では未観戦だった。空港から近いし、いつでも行かれるだろうと高を括っていた節もある。というわけで、ようやくというか、今更の感すら漂うレベルファイブスタジアムへ初見参。

福岡空港から直通バスでアプローチすると、円盤のようなスタジアムの外観が見えてくる。トラス屋根の曲面が美しい。今、仕事でラグビー場の改修計画をやっているのだが、ここのトラス屋根と同じメーカーで検討してもらっている。なるほど、こういう感じなのか。やはり写真だけではわからないものだ。最近はスタジアム改修の仕事が多く、それらはみんな自分のところにやってくる。おかげで楽しく仕事ができるのだ。有難いねえ。サッカー観戦ばかりして!と言われても、いやいやこれも仕事ですから、ということになる。

昇格とも降格とも無縁の両チームの戦いとあって、若干モチベーションに欠ける試合展開が続いた。緊張感のなさは、つまらないミスを生む。これでは観ている方も辛い。注目していた福岡のエース城後の動きもいまひとつ。というか、福岡はそこまでボールを回すことができない。どちらかというと、試合のペースを握っていたのは群馬だったように思う。終盤、途中出場の坂田の同点ゴールが決まると、ようやくスタジアムに熱気が出てきたのだが、如何せんちょっと遅過ぎでしょう。

正直ほとんど初めて見る選手ばかりで、何の知識も持たずに観戦したのだが、目に留まる選手というのは、どんな試合にもひとりは存在するものである。この試合で気になったのは、群馬のMF背番号6小林竜樹という選手だった。全然知らない選手だけど、彼がゲームをコントロールしているのは明らかだ。途中から彼の動きを追っていたのだが、その動きの質は素晴らしかった。何よりセンスを感じる。ああ、こういうところにもこんなに上手い選手がいるのだなあと感心した。

いつもは浦和レッズを応援しているけど、たまに松本山雅FCがJ1に昇格するといいなあとか、徳島ヴォルティスはやはりJ2へ降格かあとか、今年も水戸ホーリーホックは定位置だなあとか、そういうことを考える。ホームスタジアムでの観戦経験が、そのクラブへの思い入れを深くする。サッカーはどこにでも存在する。それが当たり前になった今こそ、その当たり前を大切にしたい。たくさんスタジアムへ行こう。それは、趣味であり仕事であり、そして人生でもあるのだから。

            
            

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J2 松本 vs 大分(松本)

2014-10-11 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第36節
2014年10月11日(土)13:00キックオフ
松本平広域公園総合球技場
松本山雅FC 2 - 0 大分トリニータ

故松田直樹が付けていた背番号3は、横浜Fマリノスの永久欠番となっている。あくまで個人的な見解だけど、永久欠番というのは好きではない。そこで歴史が終わってしまうような気がするから。それが横浜Fマリノスのやることとなればなおさらだ。最後に在籍していた松本山雅FCでも、永久欠番の議論があったそうだ。しかし、クラブはそうはしなかった。そして、今シーズンからまた背番号3がピッチに立つことになった。その重責を背負うのは、名古屋から移籍してきた地元出身の田中隼磨である。

仕事で松本に通い始めて4年目になるけど、まだアルウィンで試合を観戦したことがなかった。今シーズンも既に終盤戦に突入。現在2位につける松本山雅は、このまま行けばJ1自動昇格となる。そんな最高潮の時期を逃してはなるまいということで、仕事とは別に通い慣れた松本へ向かう。アルウィン初見参だ。さすがJ2ナンバーワンの入場者数を誇るクラブだけあって、この日も観衆11,238人。何よりレプリカ着用率の高さに驚いた。みんな深緑のユニフォームを着ているではないか。自分も思わずマフラーを購入して、松本山雅を応援する。

前半は大分、後半は松本山雅。ここまで変わるかねというくらい、前後半で攻守がキッチリ分かれた面白い試合展開となった。前半の苦しい時間帯を凌いだ松本山雅は、後半に入ると流れを完全に自分達に引き寄せた。ここがこの試合のポイント。こういうことが出来るのが、本当に強いチームだと思う。相手の足が止まり始めたところで、一気に畳み掛けるように得点を奪う。船山の2ゴールは、いずれも落ち着き払ったものであった。

派手なアクションや華麗なテクニックは見られない。耐えるべき時はじっくり凌いで、ここぞという時は果敢に勝負をかける。こういう戦い方は地味ではあるけど、観ている者の心にズッシリと響く。これは応援したくなるよなあと思う。心が震える試合というのは、そうそう観られるものではない。そしてそれは、カテゴリーに関係なく出会うものである。今日は本当に素晴らしい試合を観ることができた。

試合後、反町監督がMVPと賞賛していた田中隼磨も、じっくり我慢して走り続けるという地味なプレーに徹していた。しかし、ここ一番の彼のインターセプトが、攻撃のきっかけとなっていた。勝つためには何が必要なのか。J1での豊富な経験を持つベテランのプレーは、チームに確実に浸透しているような気がする。「マツさんみたいにはいかないと思うけど」という選手のプレーもまた、心にズッシリと響くものであった。

                         

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