Jリーグ・ディビジョン2第33節
2004年9月11日(土)19:00キックオフ
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ 0-3 大宮アルディージャ
ご存知の方もいると思いますが、川崎はこの試合に勝てば早くもJ1昇格が決定するという大一番。入場ゲートにできた長蛇の列に川崎サポーターの期待が現れています。思えばフロンターレのJ2降格とヴェルディのホームタウン移転で一気にJ1クラブを失った川崎市。どこかへ行ってしまったヴェルディなんてどうでもいいけど、毎年昇格争いを繰り広げ続けたフロンターレの悲願達成となれば、やはりこの目で見なくてはという思いがあるはずです。
しかし今日の相手はこちらも激しい昇格争いを続けている2位大宮。「これは一筋縄ではいかないぞ」と思うのが普通でしょう。でも何しろ今年の川崎は未だホームで負けなしという圧倒的な強さを誇っています。選手もサポーターも「まあ大丈夫」という気持ちがどこかにあったのかもしれません。そんな心の隙を見抜いたかのように、動きの硬い川崎を圧倒したのはなんと大宮の方でした。こういう試合を見ていると、つくづくサッカーというのは難しいものだなあと思います。ほんの少しの気持ちの変化で自分達のプレーができなくなってしまう怖さがあります。
何か重いものを背負った時に、それに負けない強さを身に付けなければならないことはわかっているけど、どうにもこうにもうまく行かない時だってあるものです。この日の試合がまさにそんな感じでした。結局試合終了3分前に大宮の3点目が決まって万事休す。昇格は次節以降に持ち越しとなる気配が濃厚となると、スタンドでは早々に席を立つ観客の姿が見え始めました。オイオイ最後まで見てやれよ。選手達はまだ戦っているんだよ。不甲斐ない内容ならともかく、今日は大宮の出来が良すぎたんだよ。昇格のプレッシャーは予想以上に大きかったんだよ。敗戦後、申し訳なさそうにうなだれる選手達を拍手で励ますのもまたサポーターの役目だろう。大丈夫、今度は必ず決められるさ。
しかし、試合途中で帰ってしまった人達の気持ちがわかりません。昇格だけを見に来たヤツはサポーターじゃないよね。
2004年9月11日(土)19:00キックオフ
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ 0-3 大宮アルディージャ
ご存知の方もいると思いますが、川崎はこの試合に勝てば早くもJ1昇格が決定するという大一番。入場ゲートにできた長蛇の列に川崎サポーターの期待が現れています。思えばフロンターレのJ2降格とヴェルディのホームタウン移転で一気にJ1クラブを失った川崎市。どこかへ行ってしまったヴェルディなんてどうでもいいけど、毎年昇格争いを繰り広げ続けたフロンターレの悲願達成となれば、やはりこの目で見なくてはという思いがあるはずです。
しかし今日の相手はこちらも激しい昇格争いを続けている2位大宮。「これは一筋縄ではいかないぞ」と思うのが普通でしょう。でも何しろ今年の川崎は未だホームで負けなしという圧倒的な強さを誇っています。選手もサポーターも「まあ大丈夫」という気持ちがどこかにあったのかもしれません。そんな心の隙を見抜いたかのように、動きの硬い川崎を圧倒したのはなんと大宮の方でした。こういう試合を見ていると、つくづくサッカーというのは難しいものだなあと思います。ほんの少しの気持ちの変化で自分達のプレーができなくなってしまう怖さがあります。
何か重いものを背負った時に、それに負けない強さを身に付けなければならないことはわかっているけど、どうにもこうにもうまく行かない時だってあるものです。この日の試合がまさにそんな感じでした。結局試合終了3分前に大宮の3点目が決まって万事休す。昇格は次節以降に持ち越しとなる気配が濃厚となると、スタンドでは早々に席を立つ観客の姿が見え始めました。オイオイ最後まで見てやれよ。選手達はまだ戦っているんだよ。不甲斐ない内容ならともかく、今日は大宮の出来が良すぎたんだよ。昇格のプレッシャーは予想以上に大きかったんだよ。敗戦後、申し訳なさそうにうなだれる選手達を拍手で励ますのもまたサポーターの役目だろう。大丈夫、今度は必ず決められるさ。
しかし、試合途中で帰ってしまった人達の気持ちがわかりません。昇格だけを見に来たヤツはサポーターじゃないよね。