今でも現役のプレーヤーとしてサッカーを続けていますが、長くやっていると随所に自分なりの「こだわり」というものが出てきます。以前にも書いたことがありますが、例えば「スパイクはアディダスでなきゃあ」とか「ポジションは左よりが好き」とか「ピッチに入る時は右足から」とか、まあ大体はどうでもよいことです。でも中にはどうしても譲れないものもあります。それは背番号です。
初めて自分のユニフォームを手にしたのは、三芳中サッカー部2年生の時でした。当時の西ドイツ代表モデルを選んだ我がチームの次なる関心は、では一体誰が何番を背負うのか?ということでした。キャプテンのセイジ君が10番、GKのカズオが1番をつけることは、まあ最初から決まっていたとして、あとは希望が重なったらジャンケンね、といことで20枚のユニフォームは割り当てられることになりました。どうやらチームのみんなは、私が11番を選ぶだろうと思っていたそうです。なぜならそれは西ドイツ代表のカールハインツ・ルムメニゲがつけていた番号であり、キャプテン翼の岬太郎がつけていた番号だからです。
さてそこで私は考えました。これから先何年サッカーを続けるのか分からないけれど、できればずーっと同じ背番号でプレーしたいなあ。今このチームでは11番をもらえるかもしれないけれど、何しろ11番だよ。エースの10番、ストライカーの9番と争うくらい人気のある番号だよ。多分どのチームにも11番をつけたがる選手はいるだろうし、そんな番号をつけ続けることはきっとできないだろう。もっと地味で誰も選ばないような番号にしておこう。
何て後ろ向きで弱気な決断。しかし今思い出しても「とても自分らしい考え方だなあ」と苦笑いしてしまいます。人の性格というのは、そう簡単には変わらないものです。
その日から今日までいくつかのチームに在籍していくつかのユニフォームに袖を通してきたわけですが、おかげさまで今までずーっと同じ背番号でプレーを続けることができました。「後ろ向きで弱気な決断」は、でもどうやら正解だったようです。もちろんAXISでも変わらず同じ背番号です。というわけで、AXISのみなさんは、これから先もずーっとこの背番号をつけることはあきらめてください。まあそんなに魅力的な番号ではありませんが。
ちなみに私の背番号は15番です。
初めて自分のユニフォームを手にしたのは、三芳中サッカー部2年生の時でした。当時の西ドイツ代表モデルを選んだ我がチームの次なる関心は、では一体誰が何番を背負うのか?ということでした。キャプテンのセイジ君が10番、GKのカズオが1番をつけることは、まあ最初から決まっていたとして、あとは希望が重なったらジャンケンね、といことで20枚のユニフォームは割り当てられることになりました。どうやらチームのみんなは、私が11番を選ぶだろうと思っていたそうです。なぜならそれは西ドイツ代表のカールハインツ・ルムメニゲがつけていた番号であり、キャプテン翼の岬太郎がつけていた番号だからです。
さてそこで私は考えました。これから先何年サッカーを続けるのか分からないけれど、できればずーっと同じ背番号でプレーしたいなあ。今このチームでは11番をもらえるかもしれないけれど、何しろ11番だよ。エースの10番、ストライカーの9番と争うくらい人気のある番号だよ。多分どのチームにも11番をつけたがる選手はいるだろうし、そんな番号をつけ続けることはきっとできないだろう。もっと地味で誰も選ばないような番号にしておこう。
何て後ろ向きで弱気な決断。しかし今思い出しても「とても自分らしい考え方だなあ」と苦笑いしてしまいます。人の性格というのは、そう簡単には変わらないものです。
その日から今日までいくつかのチームに在籍していくつかのユニフォームに袖を通してきたわけですが、おかげさまで今までずーっと同じ背番号でプレーを続けることができました。「後ろ向きで弱気な決断」は、でもどうやら正解だったようです。もちろんAXISでも変わらず同じ背番号です。というわけで、AXISのみなさんは、これから先もずーっとこの背番号をつけることはあきらめてください。まあそんなに魅力的な番号ではありませんが。
ちなみに私の背番号は15番です。