football smile

the days turn into months and years

a girl like you 君になりたい。

2005-08-06 | book
佐内正史

マガジンハウス

3階建マンションの最上階の角部屋に住んでいます。窓の外には、日差しを受けた街並みが見えます。駅から近いのは便利だけど、狭いし古いし、何より北東向きなので日当りは最悪。でもまあ5年も住んでいるわけで、それなりに結構気に入ってるんだよね。

元来出不精な私は、この部屋で過ごす時間が大好きです。暑い日にわざと冷房を切って、窓を開け放って、「風っていうのはこんなに心地良いものなんだねえ」などと感じることも、たまには必要な気がします。

佐内正史の写真が好きなのは、多分そんな気分になれるからだと思います。「特別な何か」ではなく「普通の何か」を感じることの大切さ。でももしかすると、そこにはとんでもないものが潜んでいたりするのかもしれません。

いやはや見応え十分のボリュームです。「relax」の連載も見ていましたが、こうして写真集としてじっくり見ると、また違った感動を覚えます。モデルの好き嫌いはともかく、「長澤まさみ」や「奥田恵梨華」の写真なんて、本当にもう参ってしまいます。そこには心地良い風が確かに吹いています。

傍から見ると、いい歳して女の子の並んだ写真集を見ているというのは、「どうなのよ?」ってことになるのかもしれません。しかしながら私は、こんなにすばらしい写真を撮る佐内正史と同じ歳だったりします。あしからず。

PS
ブログを始めてもうすぐ1年になります。気分一新デザインを変えてみました。
コメント (4)
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