ＷＡＩＴＩＮＧ ＦＯＲ ＴＨＥ ＳＩＲＥＮＳ’ ＣＡＬＬ

ＮＥＷ ＯＲＤＥＲ
WPCR-12017
24 MAR 2006
http://www.neworderonline.com/

最近、自分の中でＮＥＷ ＯＲＤＥＲ再評価が盛り上がっている。昔のＣＤをＨＤＤに落として毎日聴いている。やっぱコレだわ！と思う。何がコレなのか？自分が求めている音というか、自分に相応しい音というか、自分のテーマ曲というか、そんな感じなのである。他にも好きなバンドはたくさんいるけれど、例えば、ＥＣＨＯ ＡＮＤ ＴＨＥ ＢＵＮＮＹＭＥＮはちょっと「さむすぎ」る気がするし、ＤＥＰＥＣＨＥ ＭＯＤＥは明らかに「かたすぎ」だ。ＰＥＴ ＳＨＯＰ ＢＯＹＳはもちろん「あますぎ」だし、ＴＨＥ ＣＵＲＥほど「かわりすぎ」てはいない。そんな風に考えていくと、ズバリど真ん中にあてはまるのがＮＥＷ ＯＲＤＥＲなのだ。

前作「ＧＥＴ ＲＥＡＤＹ」あたりから感じていたことだが、このオヤジたちは最近妙に元気だ。２０年の月日を経て、再び純真なギターバンドに戻った感がある。まあ、２０年前が純真であったかどうかは怪しいけど。これは、昨年リリースされた最新盤である。オープニングからぶっ飛ばして行く姿勢が良い。中でも「ＤＲＡＣＵＬＡ’Ｓ ＣＡＳＴＬＥ」と「ＴＵＲＮ」のかっこよさは圧巻。