DURAN DURAN
TOCP-53543
1982
http://www.duranduran.com/
新宿のタワーレコードは夜11時まで開いている。仕事帰りにも寄れるからとても便利。最近行くたびに気になっているのが、ワゴンに積まれた「EMI名盤100」というシリーズで、期間限定1500円でCDが買えちゃうという代物である。ジャケット・デザインをリメイクしたり、レア・トラックを追加したりという昨今のコレクターズ・エディションと違って、本当に発売当初のまま内容に手を加えていない廉価盤というところが良い。レコードだとAB面合わせても10曲くらいだから、アルバム1枚を通してもずいぶんと短く感じる。LPを持ってるけど久しぶりにCDで聴きたいなあという、自分のような人が買うのだろう。なかなか的を得た企画だ。
PATRICK NAGELのイラストでおなじみのこのアルバムは、やはりなんだかんだ言ってもDURAN DURANの代表作に違いない。今聴くとJohn Taylorのベースがかなり面白い。「Rio」だとか「Hungry Like The Wolf」だとか派手な曲が目立つけど、いちばん好きな曲は「The Chauffeur」だったりする。ラストのオカリナとシンセの絡みがたまらんぜよ。
それにしても、DURAN DURANの何がかっこいいって、そのバンド名に勝るものはないのではないかと思う今日この頃。ずいぶんといろいろなバンドを聴いてきたけど、これよりかっこいいバンド名には未だお目にかかったことがない。