今回の設計で積算をお願いする事務所が諏訪にあります。いつもは東京まで来ていただくのですが、今回はちょうど松本での打合せがあったので、こちらからお邪魔することにしました。わざわざ行く必要があるのか?と言われそうですが、やっぱりそういう姿勢は大切ですからねえ、とか何とか言ってごまかしてます。本当は温泉が目的であることは、もちろん隠しておきます(笑)。仕事は楽しくやる主義です。
前日に電話をしてみると、最高気温が氷点下なので心して来てください、と脅されました。が、行ってみてわかったのですが、それは決して脅しではなく現実でした。これでも雪が降ったおかげで、気温は思ったほど下がらなかったんですよ。と、ニコやかに言われました。ちなみに、諏訪でこれだけ雪が降るのは珍しいそうです。普段はカラッとしていて、ものすごく寒いらしいです。
駅から車で20分くらいの住宅地の中の一軒家風の事務所でした。ウチの仕事をたくさんしていただいているので、あの仕事はああだったとか、この仕事はこうだったとか、いろいろお話を聞かせていただいた上、担当していたスタッフの方々を紹介していただきました。みなさんとても良い人ばかりでした。
相手の顔を知るというのは、実は結構大切なことなんじゃないかと思っています。次に仕事をお願いする時は、おそらくこの場所とスタッフのみなさんの顔が浮かぶはずです。下手な図面は渡せないよなあとか、絶対考えるでしょう。図面を送って、メールや電話で指示をすれば、それで事は足りるし効率的です。でもねえ、それで良い仕事ができるのかというと、ちょっと疑問です。まあ、ここへ来たからといって、良い仕事ができるというわけではありませんがね。要はスタンスの問題ですよ。