Jリーグ・ディビジョン1 第34節
2012年12月1日(土)15:30キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 2 - 0 名古屋グランパス
柏木と槙野がゴールを決めて、2-0で快勝した試合。これでリーグ3位となり、来シーズンのACL出場権を獲得しました。
結果だけを書くとこうなります。もちろん、結果は大切です。結果こそ全て!だと思っています。しかし今日の試合は、結果だけを語って終わるわけにはいきません。田中達也のホーム・ラストゲームだからです。プロなので結果を残さなければならない。浦和レッズに初タイトルをもたらして以来、数え切れないくらい多くの結果を残してきた選手は、最後まで結果を残すことにこだわっていました。
契約満了にあたって、田中達也と山道守彦強化本部長のコメントが、クラブからリリースされました。あくまでもプロとしてお互いを尊重する姿勢からは、学ぶべきことが沢山あります。特に、山道強化本部長の「クラブの継続と成長」という言葉は、深く考えさせられるものです。
場内一周をする間、達也コールがスタジアムを包み込みました。ゴール裏でサポーターの代表からユニフォームを受け取ると、それを突き上げるようにガッツポーズをして見せました。最後まで最高にかっこいいぜ!ワンダーボーイが浦和レッズに残してくれたものは、決して結果だけではなかったのでした。涙。そして感謝。12年間、本当にありがとう。