DURAN DURAN
VQCD-10311
20 JUN 2012
http://www.duranduran.com/
最高傑作と前評判が高った13枚目のオリジナル・アルバム。キャリアが長いと毎回毎回最高傑作という噂がたつので(何しろあの「リバティ」でさえ、そんなふれこみがあったくらいだから)、そういうのは気にしない。しかし、なるほどこれはかなり来たなあ、と言わざるを得ない。DURAN DURANというバンドのパブリック・イメージに近い楽曲群は、原点回帰と騒がれるだけのことはある。ただそれが80年代ではなく、今という時代で響いているところが素晴らしい。どこか往年の名曲を彷彿させつつも、これが全然古臭くない。DURAN DURANはいつだってその時々でかっこいいのだ。かれこれ30年に渡ってリアルタイムで聴き続けているし、その全ての作品(もちろんレコードを含む)を持っているわけだけど、どれもかっこいいと思えるところがすごい。ニューロマンティック恐るべし。
でまあ、DURAN DURANといえば、ニック・ローズのシンセということになるのだけど、これがまた相変わらずなのである。「Girl Panic !」とか、すごいよね。何がすごいのかといえば、このシンセの音とフレーズは、DURAN DURAN以外の何者でもない。そう思わせるところがすごい。
というわけで、お気に入りはこの3曲
Leave a Light on
Girl Panic !
Mediterranea