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football smile

the days turn into months and years

J1 川崎 vs 横浜M(NHK)

2013-12-07 | J1

Jリーグ・ディビジョン1 第34節
2013年12月7日(土)15:30キックオフ
等々力陸上競技場(NHK)
川崎フロンターレ 1 - 0 横浜Fマリノス


2週続けて横浜Mの試合をTV観戦するなんてね。しかし、この2試合を観た限りでは、勝利どころか得点の気配すら感じられない。優勝のプレッシャーからなのか、自分達のサッカーをしていたのは、対戦相手の新潟であり川崎であった。俊輔の崩れる姿は痛々しかったけど、最後の最後で自力優勝のチャンスを2度も潰してしまっては、やはりタイトルを手にする力がなかったと言わざるを得ないのではないか。セルジオ越後氏が、今のJリーグは本当の強豪クラブが不在であると言ってたけど、まさにその通りだなあと思う。そんな中、浦和に主力選手を引き抜かれても、堅実に連覇を成し遂げた広島の底力には敬意を表する。優勝おめでとう。

優勝や得点王争いの影でもうひとつ。この試合は、川崎のDF伊藤宏樹にとって現役最後のリーグ戦だった。横浜Mが足踏みしたおかげで、最後の勇姿をNHKで観ることができた。試合展開も彼に味方して、いつもの通り1点を守り切るクローサーとして登場した。そして、いつも通り試合を終わらせた。川崎がまだJ2で戦っていた頃、よく等々力まで彼のプレーを観に行った。3バックの左というのは、当時のAXISでの自分と同じポジションで、とても勉強になった。ポジショニングとカバーリングに長けていて、プレースタイルも彼から学んだものは多かった。憲剛にその座を譲るまでキャプテンを務めていて、いつも冷静にゲームを見つめていた。派手さはないけど本当に尊敬すべき良い選手だったと、今更ながら思い出したのだった。

やはり、サッカーは最後まで何が起こるかわからない。

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