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明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第15節
2017年6月18日(日)18:30キックオフ
埼玉スタジアム2002(SB指定席)
浦和レッズ 2 - 4 ジュビロ磐田
興梠
武藤 李
宇賀神 阿部 柏木 関根
槙野 遠藤 宇賀神
西川
試合前、南広場で長谷部誠トークショーがあった。日本代表の試合は滅多に観ないので、久しぶりにその姿を見たよ。なんだか懐かしかった。雨の磐田戦で決めたゴールは、今でもよく覚えている。みんなの足が止まったアディショナルタイム、ひとりで果敢にドリブルで攻め上がって決めてしまった。技術云々ではない。本当に気持ちが強い選手だと思った。まあ、デビュー戦でレッドカード一発退場するくらいだからね。
負傷の中村俊輔を欠く磐田だけど、試合開始から終始ゲームの主導権を握っていた。最前線からの厳しいチェックで、浦和のポゼッションは今日も上がらない。これが浦和対策の常套手段になりつつある。中でも磐田の浦和対策は、かなりクオリティが高い。守備のポジショニングと選手の動き方が、非常に細かくルール化されているようだ。阿部ちゃんの2ゴールで逆転した時は、浦和がいつものペースで攻め込んでいたのだが、磐田は5バックで完璧に抑え切った。そして、試合をひっくり返すための布石を着々と打ち続けた。このあたりの名波監督の采配は、見事としか言いようがないだろう。
ズラタン
ラファエルシルバ 興梠
森脇 柏木 武藤 駒井
槙野 遠藤 阿部
西川
逆転した後、先手を打ったのは浦和のミシャ監督だった。駒井に続いてラファを入れるまでは、まあ理解できる。さて3枚目のカードをどう使うか?答えはズラタンだった。これはかなりバランスを崩した可能性も否めない。森脇が左サイドやってるし、武藤がボランチに下がってるし。自分なりに考えたラストピースは、青木を入れて柏木君をひとつ前へ上げるか、武藤に代えて高木を入れるかだった。ラファを入れた後にズラタンはないかなあ。そんなことを真剣に考えつつ、両チームの後半の駆け引きを存分に堪能したのであった。
この敗戦は確かに痛いけど、まだまだシーズンは長い。挽回の可能性は十分ある。完全にスランプに陥ったチームを立て直すのは、ミシャ監督に託された課題に他ならない。
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