football smile

the days turn into months and years

ベストメンバー

2007-10-17 | football
このところ「ベストメンバー問題」といのが世間を賑わせている。ACLを優先してJリーグを軽視したとか。はたまた、Jリーグを優先して天皇杯を軽視したとか。でも、J1昇格のかかったリーグ戦を優先したために、天皇杯3回戦で敗退したJ2の上位クラブの選択は、決して間違いではなかったような気がする。もし逆のことをしたらサポーターは怒ったでしょう。全ては過密日程に起因しているように思えるのだが、まあ、それぞれの置かれた立場で意見は異なるのだろうし、原因をひとつに限定するのは難しいのかもしれない。

ひねくれ者の私としては、普段見ることができない控え選手のプレーを見られるなんて、それはそれで結構ワクワクしちゃうけどね。細貝のボランチが見てえなあとか、たまには山岸使ってやれよとか。要は価値観の違いでもある。先の天皇杯3回戦で言えば、「いいじゃん名波のプレーが見られたんだから」と言うことになる。

ただし、これだけは考えていただきたい。JリーグもACLも天皇杯もナビスコカップも、選手あってのゲームである。優先されるべきは、実際にプレーをする選手であってほしい。選手はスーパーマンでもウルトラマンでもないんだから、あちもこっちもというわけにはいかないのよ。

個人的な意見を言わせてもらうなら、何を優先すべきかはクラブが判断すればよい、というのはいかがなものか。選手のことを最も理解しているのはクラブなんだし、きっと選手にとって最良の判断ができるはずである。そうしていけば、クラブ自体も精査されていくような気がする。あのクラブは人使いが荒いとか、このクラブは選手を大切にしているとか、あそこのクラブはカップ戦にだけ力を入れているとか、裕福なクラブはリーグ戦用とカップ戦用に2チーム作るとか。いろいろなクラブが出てきそうじゃない?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OBLIVION WITH ... | トップ | ナガオカケンメイの考え »

コメントを投稿

football」カテゴリの最新記事