BUCK-TICK
21 SEP 2020
Apple Music
http://www.buck-tick.com/
いつの時代もBUCK-TICKは変わらない。今井寿は今井寿らしい曲を提供してくれるし、星野英彦は星野英彦らしい曲を提供してくれる。それでもちゃんとアップデートされているところがさすがなのだ。物事を長く続けていくには、そのバランス感覚がとても大切だと思う。らしさを失わず時流を受け入れる懐の深さ。誰にでもできるというものではない。
いちばん気になった曲は「舞夢マイム」で、この櫻井敦司の歌詞がまたとても良い。こういうちょっとノスタルジックな雰囲気を醸し出せるのは、やはりBACK-TICKならではだなあと思う。まあ「MOONLIGHT ESCAPE」みたいな、いかにもシングルな曲もあってこそだけど。マニアもそうでない人も、みんなが楽しめるアルバムなのだ。
ちなみにこのアルバム、配信、CDに加えて、LP、カセットもリリースされるらしい。昭和生まれの同年代には、何とも嬉しい心意気である。ま、普通にCD買うけどね。
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