DURAN DURAN
18 NOV 1986
Apple Music
http://www.duranduran.com/
1983年に「Seven and the Ragged Tiger」1984年に「Arena」をリリースして、バンド史上の頂点に達していたDURAN DURANは、しかしRoger TaylorとAndy Taylorが脱退してメンバーが3人になってしまった。でもまあこの3人が残ったのだから、まだまだ黄金期は続くだろう。そういう空気が漂っていた。Nile Rodgersをプロデューサーにむかて、とても洗練されたダンス・サウンドを奏でてみせた。それがこのアルバムである。聴く方としては、ニューロマンティックと言われたシンセ・サウンドに未練を残しつつも、それなりに受け入れていたと思う。
実際「A Matter Of Feeling」みたいな曲もあって、ああやっぱりDURAN DURANだなあと安心したことを覚えている。個人的には「Proposition」という曲が大好きで、何度も何度も聴いていた。なにしろまだLPレコードの時代だったので、B面ラストのこの曲が終わった後、静かにトーンアームが戻ってターンテーブルが止まる余韻というのが良かった。知らない人には、なんじゃそりゃ?という話だけど。
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