明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第21節
2017年8月9日(水)19:00キックオフ
山梨中銀スタジアム(DAZN)
ヴァンフォーレ甲府 0 - 1 浦和レッズ
興梠
ラファエル シルバ 武藤
菊池 阿部 柏木 関根
槙野 遠藤 森脇
西川
勝てない浦和はいつ勝てるのか?前節、G大阪に勝利した甲府は、いつもながら手堅い試合運びを見せる。浦和のボール支配率は70%を越えているにも関わらず、まったく油断できない。そういうしたたかさのようなものが、チームに根付いているのだろう。その甲府は2トップのブラジル人に攻撃を依存しているのだが、なかなか良いボールが入らない。攻守の連携が分断されているおかげで、浦和はずいぶん救われた。その隙を見て、柏木君のきれいなゴールが決まった。
しかし後半に入ると、今まで引いていた甲府が前がかりに攻めてきた。形勢逆転。今度は浦和の脆弱した守備力が試される。トップの興梠から懸命にプレスをかける。守備意識の高さは、大宮戦でも伺い知ることができたが、より有機的に機能しているように思えた。何より攻撃に転じることを前提としているところが良かった。何のための守備なのかということが整理されている。最後まで気が抜けない展開ではあったが、しっかり完封できたことは大きい。
李
ラファエル シルバ 武藤
菊池 阿部 矢島 駒井
槙野 遠藤 森脇
西川
今日の試合は、ブンデスリーガ・FCインゴルシュタット04への移籍が発表された関根のラストマッチでもあった。突然のことだったので、アウェーの甲府でサポーターへ挨拶という慌ただしさである。サイドのタレントが豊富とはいえ、やはりいちばん期待されていた選手だけに寂しさも一入である。堀監督初勝利とか浮かれている暇はない。浦和の試練はまだまだ続く。でも決して未来を悲観することはない。このままでは済まないぞ。浦和レッズのポテンシャルを舐めてはいけないのだ。
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