football smile

the days turn into months and years

容疑者Xの献身

2006-01-04 | book
東野圭吾

文藝春秋

毎年12月になると宝島のこのミステリーがすごいを購入して、さてお正月は何を読もうかと思案します。ミステリーは一気読みに限ります。通勤電車でちびちび読んでいると、バカな私は内容を忘れてしまうからです。 今年はもうこれしかないでしょう。
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初詣とか

2006-01-03 | smile
埼玉生まれの埼玉育ちです。

と言えればかっこいいのですが、実は東京生まれです。武蔵小山です。その昔、深緑色の3両編成の目蒲線が通っていたところです。そんな関係もあって毎年お正月になると、生まれ故郷の武蔵小山アーケードを抜けて中原街道をわたって戸越銀座商店街を通って、戸越八幡神社へ初詣に行きます。商店街と住宅地に囲まれたこの場所だけ、ぽっかりと取り残されたような空間が存在します。決して広くはありませんが、かなり魅力的な場所だと思います。

あしをけがしてからは必ず来るようになりました。そして必ずお守りを買って帰ります。そのせいかどうかはわかりませんが、あれから試合で大きなけがをしていません。何か特別な願い事がかなうようなことはなさそうですが、1年間楽しくサッカーができればそれでいいような気がします。ここへ来るのは「何かを得る」というよりは「何かを失わない」ためなのかなあ、というようなことを考えながら戸越銀座商店街を歩きました。

みんな初詣とか行くのかなあ。
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年賀状とか

2006-01-02 | smile
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末年始は天皇杯に明け暮れていまして、すっかりご挨拶が遅くなってしまいました。ホント、強いチームのサポーターは大変ですわ(笑)。

年賀状を送っていただいたみなさん、ありがとうございました。年賀状って好きなんですよ。でも最近は出さない人が増えてきているようで、逆に迷惑になるんじゃないかと気を使いながら出すようにしています。だから返事が来なくても気にしません。ご迷惑の方は来年から出さないようにしますので。こういう習慣は善し悪しですから。

私が好きなのは、子供や家族の写真が載っているやつです。へえ、こんなに大きくなったのねとか、ああ、ずいぶん歳とったのねとか、そんなことがわかるからです。いつかは自分もそんな年賀状を出したいものだと憧れたりします。ええ、いつか必ずね(笑)。
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EC浦和vs清水(国立)

2006-01-01 | cup
第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
2006年1月1日(日)14:00キックオフ
国立競技場
浦和レッズ 2
-1 清水エスパルス

マリッチ!マリッチ!マリッチ!マリッチ!マリッチ!マリッチ!

試合が終わり、表彰式も終わり、エスパルスサポーターが帰ってしまった国立競技場は、すっかり日が暮れていました。それでもレッズサポーターは帰りません。ただ彼の名前を呼び続けました。今日2006年1月1日での契約満了に伴いチームを去る彼の名前を。天皇杯5試合出場6得点。この日も2点目を決めた彼の活躍なしで、果たしてタイトルを取ることができたでしょうか。来期は契約しないことを告げたチームのために、最後まで自分の仕事をまっとうしたその姿は本当にすばらしいと思いました。これがプロというものだ。そして最後にタイトルを置き土産とはね。かっこよすぎだぜ。

「天皇杯のタイトルを取ってそこで強く思った事は、浦和レッズのサポーターは、日本一という事はもちろん、自分は10年間ヨーロッパでプレーしてきましたが、そのキャリアの中でも世界一のサポーターだとつくづく思いました。皆さんには、今のまま、浦和レッズを応援して欲しいと思います。」<マリッチ選手のメッセージ>(浦和レッズオフィシャルホームページ

そして、その世界一のサポーターたちは、みんなよくわかっていたのでした。彼が、天皇杯というタイトルを我々にもたらしてくれたのだということを。今どき「義理人情」とか流行らないのかもしれませんが、自分達の声援に一生懸命に応えてくれた選手には惜しみない拍手を贈るのは当然のことです。

試合は完全に清水のペースでした。危ない場面は数知れず、こぼれ球はことごとく相手ボールになっていました。準決勝で見られたポンテと暢久のキレはなく、岡野とアレックスの両サイドもアクセントになれずチャンスは作れませんでした。中盤では啓太の出場停止の影響が微妙に出ているようで、長谷部がなかなか攻撃に参加できません。急造守備陣もなんとか持ちこたえた感じです。しかし、それでも勝てるようになったというのは大きな進歩ですが。

ゴールもたたまれて、照明も消え始めたスタジアムに、彼が再び姿を見せました。ゴール裏からはもちろん、メインスタンドからもバックスタンドからも大きな拍手と声援が贈られました。優勝というのは何度味わってもすばらしいものです。でも優勝するのは本当に大変なことです。そのためには何が必要なのか。今日、その答えのひとつを彼が教えてくれたような気がしました。だから私も、惜しみない拍手を贈りました。そして彼の名前を呼び続けました。

マリッチ!マリッチ!マリッチ!マリッチ!マリッチ!マリッチ!

コメント (4)
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