関係者のみなさまへ業務連絡です。既にメールをお送りしましたが、12月29日(水)毎年恒例の忘年会を開催します。いつも通り「大宮駅豆の木」集合です。自分も含めてその日まで仕事という人が多いので、時間は再調整しようと思います。現在の出欠状況はこんな感じです。
出席=A(宇都宮)、N(川越)、M(さいたま)、U(志木)
欠席=S(札幌)、S(浜松)
未返信の方は至急連絡ください。よろしくお願いします。
DURAN DURAN
TOCP-53543
1982
http://www.duranduran.com/
新宿のタワーレコードは夜11時まで開いている。仕事帰りにも寄れるからとても便利。最近行くたびに気になっているのが、ワゴンに積まれた「EMI名盤100」というシリーズで、期間限定1500円でCDが買えちゃうという代物である。ジャケット・デザインをリメイクしたり、レア・トラックを追加したりという昨今のコレクターズ・エディションと違って、本当に発売当初のまま内容に手を加えていない廉価盤というところが良い。レコードだとAB面合わせても10曲くらいだから、アルバム1枚を通してもずいぶんと短く感じる。LPを持ってるけど久しぶりにCDで聴きたいなあという、自分のような人が買うのだろう。なかなか的を得た企画だ。
PATRICK NAGELのイラストでおなじみのこのアルバムは、やはりなんだかんだ言ってもDURAN DURANの代表作に違いない。今聴くとJohn Taylorのベースがかなり面白い。「Rio」だとか「Hungry Like The Wolf」だとか派手な曲が目立つけど、いちばん好きな曲は「The Chauffeur」だったりする。ラストのオカリナとシンセの絡みがたまらんぜよ。
それにしても、DURAN DURANの何がかっこいいって、そのバンド名に勝るものはないのではないかと思う今日この頃。ずいぶんといろいろなバンドを聴いてきたけど、これよりかっこいいバンド名には未だお目にかかったことがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/66/0b6450cbaa3c7461c2873cd5c18566d8.jpg)
神社の境内には、沢山の絵馬が掛けられている。興味深いのは、そこに書かれた願い事が大きく二分されるということ。ひとつは、自分のことをお願いしているもの。困った時の神頼みというのも分からないことはないけれど、自分のことは自分で何とかしろよなあと思ったりもする。そしてもうひとつは、自分ではない誰かのことをお願いしているもの。大切な人のことを想って手を合わせる。どちらかというと、そういう願いこそ叶えてほしいなあと思う。
会社の同僚が設計した看護専門学校の見学会があった。早起きして武蔵野線に揺られること1時間。さらに京葉線やら内房線を乗り継いで、ようやく八幡宿の駅へ。そこから今度はバスに揺られて20分。降りるべき停留所を乗り過ごして終点まで行ってしまったので、今度は元来た道を折り返してようやく目的地へ到着。
世代論というのはあまり面白い話ではないけれど、確かに自分より下の世代のデザイン感覚というのは、自分が持っているものとは明らかに異質であると感じることが多い。それはどう頑張っても真似できないものである。そして、無理に真似してみたとしても、みっともない結果にしかならない。だから、うらやましいとか妬んだりしてはいけない。素晴らしいと受け入れるのが正解。
外装にエキスパンドメタルが張られていて、見る角度によって様々な表情に変化する。なかなか写真では伝わりにくいけど、これがとてもかっこいいのだ。素直に感動してしまった。ああ、良いデザインだなあと思った。当日はあいにくの曇り空だったけど、逆にその質感が際立って見えて独特の世界を生み出していた。チラチラとあちら側が透ける感覚が、とても繊細で好きだわ。
自分にはない素晴らしい感覚を受け入れること。実はそれが自分の持っている感覚を増幅させることになるのだ。
会社の打合せコーナーには、近作のパネルが展示されています。この度、晴れてKSDも仲間入りさせてもらいました。写真の右から3番目です。オジーと2人で手間隙かけてデザインした甲斐があって、自分ではかなり気に入ってます。パッと見ても明らかに他のパネルとトーンが違うと思います。浮いているというか、深く沈んでいるというか(笑)。大体、竣工写真でモノクロってなしですからね、普通は。建物規模も小さいし、貫禄ある既存工場が写っていたりして、そういうところも異質です。知らない人が見たら、我が社でこんな仕事もしてたのかって感じでしょう。
先日、このパネルを見た人から「竣工写真のアルバムが見たいんですけど」と声をかけられました。それまで全然話したことがないバイトさんだったので、ちょっと驚きました。やはり、写真のインパクトが相当強かったようです。「内観写真がすごく良かった」という感想をいただきました。ああ、そういう風に見てくれる人もいるんだなあと思ったら、とても嬉しかったです。そこで、こんな風に応えました。
「建物はともかく、写真はとても良いでしょう。かっこいいよね。何しろすごいカメラマンに撮ってもらったから」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c6/1ff86c1a6427d1e8ebb37d03edeee789.jpg)
ホームのベンチに座ってぼけ~っとしていたら気がついたんだけど、ここの駅の屋根は木造なんだね。木だとか鉄だとかコンクリートだとか、どうしてもこれじゃなきゃダメというのはないけれど、どれを使うにしてもその素材そのものが表現されていた方がいい。モノの在り方というのは、結構大切なのだ。
東陽町には、某スーパーゼネコンの東京本店なんかもあります。業界の人なら誰でも知ってるこの建物。カラフルな窓は原色ブラインドです。夜になるとクリスマスツリーみたいできれいです。ここは東陽公園と違ってモヤモヤしてないです。この建物を見ると「一流」とか「洗練」という言葉が思い浮かびます。ちなみにこの建物の向かい側には、趣きを異にした(表現が難しい)対照的なデザインの建物があります。後から教えてもらったのですが、それは我が社の設計だそうです。
だから?別にどうという話ではありませんけどね。
まあ、とにかく寄り道が大好きです。