冷たい雨が降る中、またまた真岡です。いつもの宇都宮線に乗って、いつもの蕎麦屋でお昼を食べて、いつもの工場へやって来ました。
鉛直ブレースに続いて水平ブレースの交換も完了しました。ようやく終わりが見えてきた感じです。とても古い工場なので、交換した部材だけピッカピカです。当然、新しく塗装仕上をやり直すわけですが、古いものと新しいものの見切りが悩ましいところです。まあ、あまり気にしないのかも知れませんがね。
ここへ来るのもあと3回。でもまたきっと別件で呼ばれるでしょう。すでにライフワークのひとつになってます。
The Smashing Pumpkins
VJCP-25203
23 AUG 1995
http://www.smashingpumpkins.com/
世間一般の評価が最も高く、したがっていちばん売れたアルバムであり、その意味ではバンドの絶頂期であったと言える。2枚組全28曲というボリュームは圧巻で、聴き応え十分。みんなが口を揃えて言う通り、ピアノのインストから「tonight,tonight」のイントロが始まると、期待感は最高潮に達する。それはまさに歴史に残る瞬間である。その他にも「zero」とか「1979」とか名曲が目白押しなのだ。
ただ個人的には、この後の2作品の方が好きでよく聴いている。ちょうどこのアルバムがリリースされた後、バンドを廻る様々な事件が巻き起こって、勢いは完全に止められてしまった。ただ、その憂いのようなものを引きずった「Adore」の魅力は、それはそれで深い感動を伴っている。自分達の力ではどうにもならない無力感みたいなものは、勢いに任せて作り出すことはできない。世間の評価と個人の評価は必ずしも一致するものではないということを考えると、批評に頼り過ぎるのはいかがなものかと思う。
女性のベーシストってかっこいいよね。D'arcy Wretzky最高だ。