御茶ノ水5・小山19

今日は朝から御茶ノ水で改修設計の打合せをして、昼から小山の現場定例会議に出席。何だか最近売れっ子なんですよ。仕事がどんどんやって来る。どれもこれも面白い仕事ばかりなので、あまり苦になりません。人生そういう時もあるのです。今はひたすら働く時なのだ。そしてそれを楽しむ時なのだ。

さて、それでは前回の記事を受けまして、タイルの浮きについてお話しましょう。現場では本調査をしながら補修方法に合わせてマーキングされていくため、写真のようにカラフルな外壁になっています。下地浮きの場合は、目地にアンカーピンを打込んで、そこから樹脂を注入します。陶片浮きの場合は、タイルそのものをアンカーピンで固定します。この現場で採用しているのは、MUS工法というもので、おそらく同様の工法の中でも最上級の仕様です。たかが外壁タイルの改修ですが、極めようとすると奥が深いです。

打合せにしろ現場にしろ、仕事をしているのは人ですからね、人間関係には気を使います。最近は、それこそが仕事そのものじゃないかとさえ思っています。中には敵も味方もいるけれど、敵を倒すのではなく、敵を味方にするように心がけています。まあ、どうしても倒さなければならない敵もいますけどね（笑）。そういう時は容赦なくバッサリ！やっちゃいます。

#119

会社の近くの商店街を抜けるとこの道に出ます。結構好きなロケーションです。通りの右側に古いマンションが並んでいて、これがまた良い感じです。こういうマンションに住みたいなあと、いつも思います。ちなみに、中央に見えるのはオペラシティです。会社の住所は渋谷ですが、どちらかというと新宿の方が近いです。

MHL51

今月結婚したふた組（何も同じ月に結婚しなくてもねえ）へのお祝いを買いに、珍しく神南ショップまで足を運びました。HOUSEHOLD GOODSを取り扱っているショップが少ないので、ここへ来ればまず間違いなかろうというわけです。渋谷にありながら、その喧騒を感じさせないここは、非常に居心地が良い場所であります。

なんだかんだで、結局同じものをふた組購入。ラッシーに似た店員さんが、とても丁寧に対応してくれました。接客業には見習うべき点が多々あります。

ミドレンジャー

同年代の友人の結婚式は、とうの昔に終わってしまったので、最近は専ら後輩の結婚式に出席しています。振り返ってみると、実に様々な結婚式に出席してきました。誰を招待するかというのは、当人達にとってはとても重要なことだと思うので、その中のひとりに選んでもらえるというのは、本当に嬉しいことです。というわけで、今日もまた会社の後輩の結婚式に出席しました。

彼とは入社以来、一緒に仕事をしたりサッカーをしたりしています。歳はひとまわり違いますが、会社でいちばん仲が良い友人のひとりです。そう、後輩というよりはやはり友人です。東京大学大学院卒というものすごい経歴は、自分とは比べようもありませんが、どこかしら似ている感覚を持っているような気がします。物事の捉え方や価値観は、非常に近いものを感じます。我々はそんなキャラクターを称して「ミドレンジャー」と呼んでいます。とあるサイトのイメージ分析 によるとこんな感じです。

役割と性格＝目立たず普通
イメージ＝平和、安全、自然、従順

今日もらったメッセージにもそのことが書いてありました。それがまた嬉しかったです。いろいろと分けの分からない嫌なヤツが蔓延する世の中で、こういう理解できる仲間がいるというのが救いです。今日出席していた会社の人達も、自分にとっては救いの人達ばかりです。大切にしなければならない人達です。

カーナビで「釣りバカ日誌」を観ながらエコパへ行ったり、トヨタスタジアムへ行ったり、会社を早退して埼玉スタジアムへ行ったり、結婚するとなかなかそういうことはできなくなると思いますが、たまにはミドレンジャーの仲間達にも付き合ってくださいね。これからもよろしくお願いします。そして、何より結婚おめでとう！そのうちチャリで遊びに行きます。

toto627

久しぶりにチャレンジしてみよう。

Ａ組シングル

１　　鹿島×名古屋　１
２　　磐田×川崎　　１
３　　広島×甲府　　１
４　　　柏×Ｃ大阪　１
５　横浜Ｍ×仙台　　１

Ｂ組シングル

１　　新潟×大分　　１
２　　大宮×湘南　　１
３　　浦和×鳥栖　　１
４　　岡山×徳島　　１
５　　愛媛×神戸　　２

いつも通り200円の勝負。

今シーズンの成績　0勝12敗　＋￥0−￥1200＝−￥1200

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今年最初のTシャツを購入。白地に黒のロゴという、シンプルでストレートなデザイン。あまりに芸がないと言えなくもないが、今年はこういう気分なので。

松本64

そしてまた松本です。

今日はいつもの設計やら監理やらの業務とはちょっと違って、講演会の講師に招いていただきました。音分の改修設計について話してほしいとの依頼を受けたので、軽い気持ちでやって来たのですが、立派な演台まで用意していただいて、結構本格的な感じでした。設計事務所に勤務する普通の会社員（それも平社員）を招くなんて、県の公立文化施設協議会さんも思い切ったことをするものです。おかげで滅多にできない貴重な経験をさせていただきました。ありがたいことです。

しかしまあ、この私が講師ですからね。笑っちゃいますね。人に教えられることなんて何も持っていないので、とりあえず設計と工事を通じて、どんなことをやったのかを紹介しました。講演慣れしていない分、リアリティがあって良かったと好評をいただきました。工事中、一緒に天井裏を徘徊していたホールの設備担当の方には笑われました。講演会の講師って、誰が来るのかと思いましたよ。ハハハ。自分でも笑っちゃいますよ。ハハハ。

というわけで、また月末に来ます。今度は本業の設計打合せです。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

村上春樹
12 APR 2013
新潮社
Amazon.co.jp
http://hon.bunshun.jp/sp/tsukuru

「都市にはなかなか新しい路線は引けないからね。やっている仕事のほとんどは既存の駅の改築と改修だよ。バリアフリー化、トイレの多機能化、安全柵の設置、駅構内店舗の増設、他社線との相互乗り入れの調整・・・・・駅の社会的機能が変化しているから、やることはけっこうたくさんある」「でもとにかく駅に関わる仕事には就いている」「そういうことだ」「結婚はしているのか？」「まだ一人だよ」

と言う本を読みました。別に、熱狂的なファンではありませんが、新刊が出れば読んでいます。 その度に、なぜこういう本がこんなに売れるのかなあと思います。

自分と同じような仕事をしている多崎つくるの世間に対するポジションやスタンスは、これまた自分のそれに近いような気がしました。独身だし、海外に行ったことないし。まあ、駅の設計の方が難しそうだけどね。仮設計画とか。今の会社で今の仕事を続けていることが、自分には合っていのかも知れないなあ、ということを考えながら読みました。フィンランドにでも行ってみようかなあ。

ひろがりのある部屋。

なんだかんだで毎年買っている住居空間学。今年のは良い感じの部屋が多いです。特にマーファの写真がすごく良いです。フローリングに白い壁と白い天井、木製家具が基本です。普通がいちばんです。ひろがりがあるかどうかはともかく、自分の部屋も普通です。ちょっと普通じゃないのは、とても大きなステレオセットがあること。スピーカーも2組あります。日中はいつもイヤーフォンで音楽を聴いているので、夜帰宅して部屋で聴くスピーカーの音は格別です。あ、これは住居空間とは関係ないか。いや、音楽も立派な住居空間の一部です。

#118

そよぐ：風に吹かれて草や木の葉などがかすかに音をたてて揺れ動く。

週に一度くらいは、自然を感じて静かに過ごす時間がほしいものだ。それは別に1時間でも30分でもかまわない。「忙しい」という言葉が大嫌いなので、 自分では絶対に使わないようにしている。多分、忙しい人はいつまでも忙しいし、そうではない人はいつまでもそうではない。忙しさに終わりがないとしたら、忙しいと思わないようにするしかないね。