Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

フィレンツェ街歩き すきまの疑問

2007-07-04 00:35:55 | ☆イタリア 記憶の風景



 フィレンツェに限りませんが、歩いていて不思議に思うことのひとつが
 「家と家のすきまがない」ということです。

 日本ではこれが隙間か?と思うほどでも一応開いていますよね。

 それが、写真のようにぴったりとくっついているのは
 どういうことなのでしょうか?

 大家さんが同じ人なのか。
 法律であけてはいけないことになっているのか。
 建て直すときどうするのか。
 壁の厚みはどちらも同じなのか。

 う~む、謎です。




 昔の建物、上の写真は  「毛織物組合」Palazzo dell'Arte della lana 
 ここは オルサンミケーレ教会と上の階でつながっている不思議な建物ですが
 建て増しなのかデザインなのか、くっついて同化しています。



  



 ちょっと拡大すると、毛織物組合の紋章の「ひつじ」が見えます。
 ここに集められた羊の原毛はアルノ川で洗われ、叩いて、乾かし、それを漉いて
 羊毛にし、織られ、染色されたそうです。

 フィレンツェは芸術の街ですが、街を歩くと さまざまな産業を発展させた
 ことが わかります。
 それは あのドゥオーモにはっきりと記されているのですが、
 そのお話は また明日。

 あら、隙間のお話がこんなところに行ってしまいました・・・


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コメント (3)