フィレンツェに限りませんが、歩いていて不思議に思うことのひとつが
「家と家のすきまがない」ということです。
日本ではこれが隙間か?と思うほどでも一応開いていますよね。
それが、写真のようにぴったりとくっついているのは
どういうことなのでしょうか?
大家さんが同じ人なのか。
法律であけてはいけないことになっているのか。
建て直すときどうするのか。
壁の厚みはどちらも同じなのか。
う~む、謎です。
昔の建物、上の写真は 「毛織物組合」Palazzo dell'Arte della lana 。
ここは オルサンミケーレ教会と上の階でつながっている不思議な建物ですが
建て増しなのかデザインなのか、くっついて同化しています。
ちょっと拡大すると、毛織物組合の紋章の「ひつじ」が見えます。
ここに集められた羊の原毛はアルノ川で洗われ、叩いて、乾かし、それを漉いて
羊毛にし、織られ、染色されたそうです。
フィレンツェは芸術の街ですが、街を歩くと さまざまな産業を発展させた
ことが わかります。
それは あのドゥオーモにはっきりと記されているのですが、
そのお話は また明日。
あら、隙間のお話がこんなところに行ってしまいました・・・
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