所蔵本の裁断による電子データ化は、思わぬ波及効果を生みつつある。
売ってもいい本は流行本とノウハウもの、そして一度読めば終わりの推理小説(推理小説全てが一度読めば終わり、ってことではありません、当然ですが)。
自炊を初めてから分かったのだが、その程度の分類はできるようになってきた。
この本は自分の「脳味噌」から近いか遠いか。
その距離を考えればいい。
1,「脳味噌から遠い本は売るか誰かにあげる。」
↓
2,「脳味噌に近い本の内、電子データベース化してもよいものをとりあえず選ぶ」
↓
A,電子化するもの
(読みたいが、なかなか読めないもの+一読して、再度の参照可能性があるが、普段は手にはとらないもの)
↓
B,電子化せずに残すもの
(辞書、原テキスト、全集もの。つまり、一読によって消費されず、むしろ繰り返し身体を伴って「読む」べきもの)
(スローリーディングの対象テキスト、ということです。)
自分にとっての「テキスト」と「情報」が、明確に分類できつつある。
100万円のワープロを初めて購入した時、パソコン通信のホスト機を初めて立ち上げた時以来の、
プチ
「蔡倫&グーテンベルグ<紙=印刷>革命来てるぞ」
感があります。
もちろん課題も。
課題1 本に刃物を入れることに対する抵抗感=フェティシズムとどう向き合うか。
今まで雑誌以外は基本捨てたことのない「本」というものを紙くずにして捨てるわけで抵抗感は半端じゃない。
課題2 情報として有用なら、むしろ重要テキストほど積極的に電子化すべきではないか?
つまり、身体を伴って「読む」行為と、外部化された情報処理とのせめぎ合いである。
全てを電子化した方が「効率的」だし、年寄りになってからも拡大自由で読みやすいってこともある。
しかし、そう簡単に全部本を壊すことはできそうにない。
もう一冊古書を購入してそれを「自炊」したい、という種類の本も。
そういうことになるとまた次第に意味不明の本収集の上にデータも完璧に、という「離陸」が起こりかねない。
ここ、ほどほどにしておくのが今のところの「最適解」かも……。
課題3 裁断機の置き場所(笑)。これが場所を取るので、作業場所が欲しくなる。
とりあえずはある程度電子化を進めてみて、様子をうかがってみようかというところではあります。
だいたい所蔵本全ての電子化作業なんて、自分一人でやってたら、それ自体が人生の主要目的になってしまいかねないですからね。
場所ふさぎなものでも本は手放せない。
だったら「捨てる」代わりに仮想ゴミ箱としての電子データ化、ってことかな、結局は。
売ってもいい本は流行本とノウハウもの、そして一度読めば終わりの推理小説(推理小説全てが一度読めば終わり、ってことではありません、当然ですが)。
自炊を初めてから分かったのだが、その程度の分類はできるようになってきた。
この本は自分の「脳味噌」から近いか遠いか。
その距離を考えればいい。
1,「脳味噌から遠い本は売るか誰かにあげる。」
↓
2,「脳味噌に近い本の内、電子データベース化してもよいものをとりあえず選ぶ」
↓
A,電子化するもの
(読みたいが、なかなか読めないもの+一読して、再度の参照可能性があるが、普段は手にはとらないもの)
↓
B,電子化せずに残すもの
(辞書、原テキスト、全集もの。つまり、一読によって消費されず、むしろ繰り返し身体を伴って「読む」べきもの)
(スローリーディングの対象テキスト、ということです。)
自分にとっての「テキスト」と「情報」が、明確に分類できつつある。
100万円のワープロを初めて購入した時、パソコン通信のホスト機を初めて立ち上げた時以来の、
プチ
「蔡倫&グーテンベルグ<紙=印刷>革命来てるぞ」
感があります。
もちろん課題も。
課題1 本に刃物を入れることに対する抵抗感=フェティシズムとどう向き合うか。
今まで雑誌以外は基本捨てたことのない「本」というものを紙くずにして捨てるわけで抵抗感は半端じゃない。
課題2 情報として有用なら、むしろ重要テキストほど積極的に電子化すべきではないか?
つまり、身体を伴って「読む」行為と、外部化された情報処理とのせめぎ合いである。
全てを電子化した方が「効率的」だし、年寄りになってからも拡大自由で読みやすいってこともある。
しかし、そう簡単に全部本を壊すことはできそうにない。
もう一冊古書を購入してそれを「自炊」したい、という種類の本も。
そういうことになるとまた次第に意味不明の本収集の上にデータも完璧に、という「離陸」が起こりかねない。
ここ、ほどほどにしておくのが今のところの「最適解」かも……。
課題3 裁断機の置き場所(笑)。これが場所を取るので、作業場所が欲しくなる。
とりあえずはある程度電子化を進めてみて、様子をうかがってみようかというところではあります。
だいたい所蔵本全ての電子化作業なんて、自分一人でやってたら、それ自体が人生の主要目的になってしまいかねないですからね。
場所ふさぎなものでも本は手放せない。
だったら「捨てる」代わりに仮想ゴミ箱としての電子データ化、ってことかな、結局は。