龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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900円で2G/月通信可能に!BIGLOBEも容量拡大

2014年10月23日 15時47分49秒 | ガジェット
BIGLOBEのSIM通信容量が拡大されました。 B

待っていました!
今月末
IIJに乗り換えようか、とおもっていたところでした。良かった良かった。
これ、やっぱり格安SIMがいい感じになってきたと思いませんか(^_^)?
細かく言うと、

テザリングができるか?(端末による)
360Mbyte/3日間で制限がかかるか?
など、いろいろあるので、端末と業者によっていろいろ調べる必要がありますが。
BIGLOBEの通信用SIMの通信容量と料金の変更について。

900円  1G→ 2G
1505円  2G→ 5G
2838円 3G→ 8G
3790円  7G→10G
( いずれも税別)



ドイツワイマール期と日本の今(國分さんの講座)

2014年10月15日 09時34分15秒 | 大震災の中で

リブロ池袋本店9月3日「ドイツ1918~1933から考える日本の今」國分功一郎さん

幻冬舎から音声データが発売になっているそうなので、詳しく書くわけにはいきません。

ざっくり自分の感想とメモを書く程度で。

國分功一郎さんは、
「ドイツの専門家でもないし、歴史の専門家でもないので、この特別講義、を引き受けるのにはためらいがあった。しかし、いろいろなところでイマノニホンノ状況について話をしてきて、やはりやるべきかな、と思った。」
と前置きし、
「哲学はテキストを読む行為だから、テキストを読みながら注釈を加えていく形で進めていこう」

と、3つのテキストを挙げました。

1,フランツ・ノイマン『ビヒモス』1942年

2,大竹弘二「民主的立憲国家は生き残れるのか
?」『atプラス21』2014年8月号

3,レオ・シュトラウス「ドイツのニヒリズムについて」

(話の展開の前提として

林健太郎『ワイマル共和国』中公新書

は必須アイテムです。)

1の本は1942年、ワイマール期にドイツにいて、現場でその推移を見ていた著者が、アメリカに渡ってから第二次大戦中に書いたもので、ナチスを批判的に検討した古典的な本。古い時期に書かれたので、今は批判されているところもあるが、研究は最新だからいいというものではない。古典を読むことが大切、というお話。この本と『ワイマル共和国』を中心に講座前半は展開していきます。

この部分の中身は、二冊を読めば大丈夫です。



2は今年書かれた論文です。

國分さんの指摘は次のようなこと。

今、立憲主義は注目されている。なぜなら危機に直面しているから。
安倍首相が予算委員会で「私が最高責任者だ」と言った。もちろんメチャクチャだが、一抹の真理がそこにはある。

「選挙で民主主義的に選ばれた私がなぜ決めていけないのか」

気持ち的には、ね。

長谷部さん
  →飲む時クルマの鍵を人に預けるようにするのが立憲主義

これは民主主義の上に立憲主義がある感じ。

木村草太さん
  →民主主義が憲法を選ぶんですよ。

これは憲法の上に民主主義がある感じ。

大竹弘二さん
  →民主主義と立憲主義は緊張関係にある。

國分さんは大竹さんの考えに近い、と。


つまり、
「ルールなんてしらねえよ、おれは選ばれてんだよ、オラオラ」という反知性主義的な反発・ルサンチマンに対して(つまり安倍首相に対して)、上から目線でエリートが立憲主義を言ってもだめ。

ルサンチマンに民主主義を語らせてはいけない!


どっちが上か、ではなく、二つを同時に緊張関係を持って考えていく必要あり、というお話でした。


3は、レオ・シュトラウスの講演。この人はアメリカに移住したが、ワイマール期のドイツを生きて見ていた人。そこをよく知っているドイツ生まれのユダヤ人。アーレントと同世代。よく保守的と言われる。それはそうだが、それだから批判する、というのは、よく分からない。

きわめて重要な指摘をしている。

レオ・シュトラウスは、ワイマール期の若者が抱えていたニヒリズムをよく掴んでいる。

近代文明は開かれた社会を作る、という進歩的な考え方があった。自由と平等が実現される、という(それに対して文化は閉じる)。
しかし、ドイツは第一次大戦で負けてひどくなった。

開かれた社会?平和?ウソだ!こんなのは人間らしい生ではない!

緊急事態のために生きることこそ、人間らしい生=道徳的生

そういう気分が醸成されたのではないか。開かれた社会、と進歩派がいうのはむしろ「悪夢」だ。
しかし、「ノー」はいえるが、何かを作っていくというビジョンがなかった。レオ・シュトラウスはそのニヒリズムを正確に指摘した。

自由・平和・平等が大事、と進歩派は言うが、実際は戦争で惨めだった。

そこでの若者は「師匠」を求めていた。19世紀からの自由主義者とは違う、自分たちの価値を内面化した「師」を。
そこでよく分かるよ、といってくれたのは、
ユンガー、ハイデガー、シュミット
だった。

若者は彼らの中に師を見いだした。
自分たちを理解してくれたからだ。

進歩的教育者は自由・平和が重要だ、という信仰はあっても、説明できなかった。
そして進歩派は、敵対する勢力を、

「あいつらはバカだ」

としか言えなかった。
この上から目線は実は防御の姿勢に過ぎない。防御は進歩主義の敗北だった。若者の間には権威主義に対する反発だけがある。

Noだけがある=反知性主義

今の日本と重なるのではないか。


そういう視点で話が展開していきます。

もちろんハイデガーはそういう情念を理解していた。たが、ナチスに迎合することしかできなかった。
このルサンチマン、この反知性主義がどこからきたのか、とうして生じたのか、どうしていけばいいのか、なぜ破壊したいのか、それを理解しなければ、解決はできない。

民主主義と立憲主義、両方を守っていかねばならないというお話です。

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他にも印象に残った話はたくさんあるのですが、詳しくは幻冬舎のサイトからダウンロードいて聞いてみてください。

私が印象深く感じたところをあえて取り上げれば二点。

一点目は、実はマックス・ウェーバーがワイマール憲法制定のプロセスに参加していて、しかも悪名高き48条大統領令に賛成しているという事実です。ドイツ人は上からの支配に慣れてしまっていてまだ、民主主義の運営には不安がある、とウェーバーは考え、緊急時には大統領令によって適切な対応ができるようにしておく、という意味で48条大統領令を推したのだそうです。

つまり、かなり進歩的な学者でも、民主主義の主体者である国民を根本において信用していなかった。それが結果として行政=政府側による立法権の実質的行使→独裁へとつながっていく。

國分さんはそこに大きな問題のひとつをみています。行政が立法権を持っちゃったら、やりたい放題ですから。それはある種官僚の理想ではあるけれど。この指摘が印象深かったです。

そういえば、ドコカノクニデモ似たようなことがありますね。

二点目は、レオ・シュトラウスのアリストテレス論「政治哲学の危機」にあるアリストテレスの貴族政治を肯定する言葉

「正気の者なら誰一人として政治共同体は無学の者によって支配されるべきとはいわないだろう」

です。

國分さんは、

我々はこれにどんな議論を対抗し得るだろうか?

と問いかけます。

皆が富めるようにはならないけれど、知ったり考えたりすることはできる。だとするなら、貴族政ではなく、自分たちが自分たちを支配するためには、何を知らなければならないか?


これはワイマールの時期のドイツだけの問題ではありませんね。

以上カンタンなメモと感想でした。

レオ・シュトラウスが言うところの「進歩的な知識人」の末端であった高校教師の一人としては、きわめて厳しい指摘だと感じます。

さてではどうするか。

声高に、あたかも学校の先生のように上から目線で自由と平等の「信仰告白」をしてもはじまらないってことですよね(苦笑)

とりあえずエチカ福島のいわき編を始めることかな。
あとは図書館の活動ですかね。

第4回エチカ福島「故郷は消滅するのか?」の報告。

2014年10月13日 22時24分04秒 | 大震災の中で
参加してくれた小野原さんがまとめてくれました。

こちらをぜひごらんください。
第4回エチカ福島まとめ(「まさをさまの何でも倫理学」 より)
 
それから提案者の深瀬さんもFacebookに書いてくれました。
私は今日はなにもせずに寝てました!

深瀬さんのまとめはこれです。

(引用開始)
加藤嘉が主演した『ふるさと』を観た。認知症気味のおじいちゃんと孫がアマゴ釣りを通じて心を通わせるという話だが、彼らが暮らす故郷は、やがてダム湖の底に沈むことになるのだが、故郷を離れる前に二人はアマゴを釣りに行き、その時におじいちゃんは事切れる。
昨日のエチカ福島のテーマは「故郷は消滅するのか?」。金山町で教員をされている方に問題提起をお願いして、地元出身で現在町の職員として暮らしておられる方をはじめ、東京から来られた方も含め約20名の参加で行われた。
まず、問題提起をお願いした林さんのお話がとてもよかった。リアルさはもちろんのこと、これまでのエチカ福島の流れを踏まえてくださり、お願いした私たちの意図を十二分に汲んで下さった。町の職員の一人は、僕の若い頃の生徒だが、相変わらず、関心するほどすばらしい。彼が誘って参加して下さった、役場の職員の方の切れ味も見事だった。その方は過疎化は止めることができない趨勢で、それにどう歯止めをかけるかということは最重要課題ではあるが、人口という量的な問題だけではなく、金山の歴史に根ざしたコミュニティーなど、その質についても考えなければならないと言われた。僕のかつての生徒である佐々木さんも、中央の資本がこの風土を破壊することは避けなければならないと言われた。結果として、本村から離れた集落の人々が本村に集約されている現状もあり、町としてもその方がコストは削減できるし、中央はそう勧奨し補助金さえ出そうというが、町としてはそれをことさら進めることはしないと言われたことに感銘を受けた。自らのふるさとに対する想いを尊重したいということなのだと思う。
今日は仲間たちと一緒に、本名から4キロ離れた30年前に消滅した三条集落跡を訪れた。本名から御神楽岳に向かう途中にあった集落だったが、偶然にかつてここに暮らしていたという方がいらっしゃって、お話を伺うことができた。すでに建物の跡すら木や草に埋もれており、集落の名残はそこだけ刈り払われたお墓だけである。その後、本村である本名に、そこに自らのルーツを持つ仲間とともに訪れた。ここは2011年7月の洪水によって只見線に列車は走っていない。すでに草に埋もれつつある只見線を歩いてみた。
昨日も話になったが、なぜ人は雪深く不便なこの地のあらゆる場所に集落を作り生活を維持してきたのだろう?確かに、生きるに値する生がそこにはあったに違いない。経済合理性にはかえられない魅力が、あるいは豊かさがあったのだろう。
(以上、深瀬氏のFacebookより)


大手キャリアの呪縛を逃れ、通信費を下げるなら

2014年10月11日 05時40分49秒 | ガジェット


格安SIM虎の巻(3)という記事
engadgetにありました。
とてもよくまとまっていて参考になります。
スマホの通信料を安く抑え、大手キャリアの呪縛から解放されたい方は必見かと。


格安SIM虎の巻(3)維持費を安く済ませたい、通信制限なしで使いたい、通話料を抑えたい
BYTAKUYA SHODA 2014年10月10日 20時30分
http://japanese.engadget.com/2014/10/10/sim-3/

G-SHOCK GULFMASTERが定価より高い件。

2014年10月08日 23時19分38秒 | 観光

カシオ]CASIO 腕時計 G-SHOCK GULFMASTER トリプルセンサーVer.3+スマートアクセス+タフムーブメント搭載 世界6局電波対応ソーラーウオッチ GWN-1000B-1BJF メンズ
っていうのが、

これです。GWN-1000B-1BJF



1,LED照明が2重についているし、
2,ダークブルーの色がいいし、
3,気圧や温度や高度が測れる機能満載だし、

ほしいなあ、と思って検索してみたら、なんと定価よりずっと高い値段が並んでいるのでした。

標準価格は57,000円+税

なのに、76,800円とか82,300円とかだったりして。

G-SHOCKってそういうものなんですねぇ。びっくり。
でも、色って大事なんだよなあ。もちろん電波ソーラーも譲れないし、できればデジタル表示とアナログ表示両方ほしいし。

でも、時計ってだんだん新型になると装飾過剰になっていったりもして、新しければいいってものでもなかったりもするのですよね。
とりあえずはもう少し待ちますか。G-SHOCKとりあず1本あってもいいかなあ、と思ったんだけど。


和合亮一と小泉進次郎がコラボで模擬授業?

2014年10月07日 10時10分20秒 | 大震災の中で

Facebookで 詩人の和合亮一と政治家の小泉進次郎がコラボして模擬授業を行った 、とあった。

イベントだからまあ、ありっちゃあり、なんだろうけれど、和合さんの、政治的な「コトバ」と自分の「コトバ」との関係についての認識を、一度聞いてみたい、と思った。

私見によれば、こういうところにも、スーパーフラットな和合的詩語の特徴は出ている。
そのコトバをどう使うか、どう使われるか、は和合さんにとって、だけではなく、それを受け止める私にとって大きな問題の一つ、でもある。

そしてそれは私たち「地域」が抱える課題(宿痾?)でもあろうか。
むむむ。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=716301331751953&id=100001162780306

この秋、大手キャリアの2年縛りをまだ選択していない人は、立ち止まってよく考えるべし!

2014年10月05日 17時13分54秒 | 観光
この秋も、スマホ新機種ラッシュが始まった。

だが、大手キャリアの2年縛りをまだ選んでいない人は、ちょっと立ち止まって考えてみる方がいいのではないか。

電話をほとんど使わず、一人で7Gぐらい通信で使ってしまう、そして端末はできるだけ新型を使いたい、という人にとって、今の大手のプランは決して割安とはいえないし、不自由でもある。

一方、メールとFacebook、それにニュース閲覧ソフトや乗り換え案内程度の人なら、それこそ大手キャリアの2年縛りの高いお金を払わなくても、それこそ格安SIMで十分だ。

電話のかけ放題が必要なら、ガラケーの方が毎月500円も安い。

いずれにしても、大手の新料金体系の二年縛りは、よーく考えてから選んだ方がいいのではないかと思う。


ちなみに私は、
BIGLOBEのSIM 2Gタイプ1625 円 とdocomoガラケーかけ放題 2,379円で、

月4,000円の通信ライフをおくっている。

SIMフリー端末代を2年縛りと同様に月割りにすると、1,500円/月プラスになるから、毎月5,500円ということになる。

思ったより安くない(笑)。

でも、電話はかけ放題で、自分の好きな端末をいつ変えても構わないのだから、選択して良かったと考えている。

通信量が2G/月でも1100円ぐらいのプランも出てきたし、他方電話代も30秒10円と大手キャリアの半額サービスも出てきた。

1,728円/月で通信1G、電話は30秒10円(BIGLOBE)

と音声通話付きのSIMだけでやっていける人も多いんじゃないかなあ。


かけ放題が不要なら、本当に1,700円ちょっとでスマホ生活が送れるのだ。

確かに今はまだ、SIMフリー端末が誰でも使える環境ではない。

だが、ここでさらに2年縛りを選択すると、来年以降、ちょっと選択の幅が狭くてがっかりする危険性も出てきた。

まだ秋の新機種で二年縛りを選択していない人は、ぜひここで少し立ち止まって考えた方がいい。

本当にそう思う。




菅野絵里という画家の個展に行ってきた。

2014年10月05日 12時08分51秒 | 評論
福島市のテルサ4Fで個展が開かれている、という告知をFacebookで知り、昨日、郡山に用事があったので足を伸ばして観てきた。

ステキな感触の絵だった。なんだろう、コントロールされたイラスト的な表面の表現の中に、輪郭を画定されていないものが薄っすらと漂ってくる感じ、とでも言えばいいだろうか。絞られていない瑞々しい果実のシャープな断面=切り口を、ソフトフォーカスで撮影したみたいな?

明日までです。台風の雨を避けて、ふらっと福島市のテルサまで、いかがですか。
私は1枚購入予約してしまいました。



Xperia z ultra の立ち上がらなくなる不具合について。

2014年10月01日 00時50分04秒 | ガジェット
Xperia z ultra を一ヶ月ほど使っていて、不具合が一つ出たのでそれについて。

いわゆる「文鎮化」とかいうらしいのですが、電源が全く入らなくなる現象です。
USBケーブルを直接繋いでそろそろ充電が終了するかな、と思ったら、逆に全く立ち上がらなくなっていました。電源ボタンを押しても、充電不足の信号なのか、赤LEDが3回点滅してあとは何も起こりません。
慌てて検索したら、次のHPにたどり着きました。

このサイト

とか

このサイト2

に方策が書いてありました。

私の場合は右上のSIMが入っているスロット脇の赤いボタンを3秒長押ししたら、復活しました。

USBケーブルを接続して充電していたつもりだったのに、なぜが電池を消耗しきって動かなくなっていたのです。

早く充電しようと思い、初めて電源を切った状態で充電したら充電しておらず、結果として動かなくなりました(それが原因なのかどうかは不明)。

Nexus7に手も触れなくなるほどお気に入り端末になってきたので、立ち上がらない時にはいささかショック!でした。

液晶が観やすくてきれいで、タッチパネルの反応もNexus7とは比較にならないほど良いので、とても気に入って使っています。

初期補償だけのSIMフリー端末だから、動かないときにはどきっとしましたが(笑)。