という夢を見た。
自分は友人たちと別に一本後の電車に乗ったのだが、降りた直後、座席のテーブル(その電車にはテーブルがある)に財布の入ったバッグとスマホを忘れてしまったのに気づく。
慌てて駅員に言おうとするが無人駅で駅員が見つからない。お金もないので身動きがとれない。
仲間はもう先に街中へ繰り出していてつかまらない。
途方に暮れたそのとき、同じ駅で降りた女性が声をかけてくれる。
「どうしました?」
「あ、あの、さっきの電車に財布とスマホを忘れてしまったみたいで……」
「それは大変、駅に連絡しなくちゃ」
そういってカノジョは携帯でそのことをどこかに連絡してくれた。
私は礼を言ったあと、いささか放心状態となり、駅のベンチについて座り込む。
見つかるだろうか、なくなったままになりゃしないか、と気をもむが、ふと気づくと、自分はその連絡を受ける手段がない。山からの下り列車はさっきのが最後だったのかもしれない。山から降りる途中の無人駅で、日が暮れた後茫然として、ベンチに座り込みながら、財布とスマホのことを思い焦がれる旅先の夜……。
目が覚めた後、思わず財布とスマホを探してしまった。
自分は友人たちと別に一本後の電車に乗ったのだが、降りた直後、座席のテーブル(その電車にはテーブルがある)に財布の入ったバッグとスマホを忘れてしまったのに気づく。
慌てて駅員に言おうとするが無人駅で駅員が見つからない。お金もないので身動きがとれない。
仲間はもう先に街中へ繰り出していてつかまらない。
途方に暮れたそのとき、同じ駅で降りた女性が声をかけてくれる。
「どうしました?」
「あ、あの、さっきの電車に財布とスマホを忘れてしまったみたいで……」
「それは大変、駅に連絡しなくちゃ」
そういってカノジョは携帯でそのことをどこかに連絡してくれた。
私は礼を言ったあと、いささか放心状態となり、駅のベンチについて座り込む。
見つかるだろうか、なくなったままになりゃしないか、と気をもむが、ふと気づくと、自分はその連絡を受ける手段がない。山からの下り列車はさっきのが最後だったのかもしれない。山から降りる途中の無人駅で、日が暮れた後茫然として、ベンチに座り込みながら、財布とスマホのことを思い焦がれる旅先の夜……。
目が覚めた後、思わず財布とスマホを探してしまった。