モンゴメリーの「赤毛のアン」を読み始めました。もちろん今、話題の翻訳家村岡花子さんの訳です。
村岡さんは、私のおばぁちゃんくらいかな。「赤毛のアン」が出版されたのは、私が生まれる前(1908年に書かれ、日本では1952年に出版され、私は3歳ね)です。この時代、私の好きな「メアリー・ポピンズ」も書かれた時でもあり、その翻訳家林容吉氏が言われるように、子供の心をもった大人に愛されている本なのです。
林容吉氏の翻訳の文章も好きですが、年を重ねて読んでみると、村岡花子さんの文章もいいですね。ちょと今の若い方は書かないような丁寧な文章ですが、読んでいて素晴らしいと感じています。
ミーガン・フォローズがアンを演じる映画版は、実に忠実に本の内容を表わしています。マリラやマシューにレイチェル、今、LaLaチャンネルで見ている「アボンリーへの道」(昔NHKで放送していたと息子)には、心やさしく丸くなったレイチェル・リンドがでていますよ。「アボンリーへの道」は金曜日が最終日。
60過ぎても、いつまでも子供の心を忘れず、好奇心をもって日々楽しく暮らしたいものです。