大好きな映画に「バベットの晩餐会」と「マーサの幸せレシピ」があります。昨夜、「バベットの晩餐会」を見ました。デンマークのアカデミー賞作品 古い映画です。村に住む牧師の二人の娘(伝道師)の所に、家政婦としてバベットがやってきます。本当はすごいシェフなのですが、二人はそんなことは知りません。宝くじをあてたバベットがそのお金で、最高級のフランス料理を作るのです。二人の娘とそこにあつまる村人たち、集まる人たちはいつも喧嘩ばかりしているのです。でも熱心に神さまを信じているのよ。
バベットが食材を準備するところ、テーブルセッティング、料理をしているところ、男の子がサービスするのを指図する様子、素晴らしい。私はほとんど食べたことないものばかりですが、食べなくても想像ができる美味しさです。うずらの中にフォアグラとトリュフ、ソースを作るところ、キャビアを大きなスプーンで盛りつけたり。
「マーサの幸せレシピ」も同様ですが、すばらしい料理ということだけでなく、食べてくれる人たちが幸せになること。バベットは、牧師の亡くなった日を記念して晩餐会をするのですが、喧嘩ばかりしていた村人たちがどんどん愛に輝いて行く姿をみるのは感動です。
ベジタリアン作
夜テレビを見ていたら、フォークソングを歌ういるかさんもベジタリアンだって、私と同い年。おや、南こうせつも同い年だわ
心のこもった料理は、高級な食材を使うことだけではありません。愛情こめてつくることが大切と思います。今日は土曜日、ランチの準備が終わるのを待ち構えて、息子が小さい精米機で玄米を精米しています。
「玄米を使えるようになるといいけどね」「お客さん増えればいいけどね」「夜、カレー作るけど、食う?」「食べる、食べる」「じゃぁ、特別に大豆タンパクを多めにしてあげよう」