カトリック八王子教会は私が生まれた頃に建った教会です。
先日、洗礼の時に侍者をしてくれた方Sさんが97歳で帰天されました。母が生きていたら同じくらい。古くから、教会のために働いて、寺男さんといわれるくらいになんでも知っているすごい方でした。
ミサの時、特に葬儀の時などは、神父さまの隣にいて侍者をされていました。私が通うころには、日曜日は子供たちが侍者をして可愛かった。もうみんな大人になっちゃいましたが、侍者をする人もずいぶん減りました。
「ニューシネマパラダイス」という映画で、白い服を着た子供がでてきますが、あれは教会の侍者の時の姿です。17年前の私が通った頃は女性の方もいました。
最近は7時のミサも、司祭だけで侍者がいないこともあり、さみしいなと思って、実はやってみようかなと思ったのです。
まずは試しに、なにをやっているのかメモとってみました
- ミサの前にろうそくをつける 司祭といっしょに祭壇に行く
- 第一朗読の人と祭壇の朗読台へ行き、朗読の間、手を合わせて横に立つ
- 第二朗読の人も同様につきそう
- 聖体拝領の時、ご聖体を後ろから出してくる
- 司祭の手を洗う水、葡萄酒などを持ってくる
- ご聖体(キリストの体)とかかげるときにベル3回鳴らす 盃(葡萄酒+水)とかかげるときにもベル3回鳴らす
- 聖体拝領に司祭の隣で信徒に聖体を「キリストの体」と渡す 祝福は司祭だけ
とこんな感じです。なかなか大変でしょう。
ご聖体をいただくときに信徒は2列に並びます、司祭、侍者、普通に2列ですが、中には司祭じゃないとと思う人もあるようです。私は列に自然に並びます。ご聖体渡すのって大変な感じもしますね。
74歳の私が、祭壇でこけたりしたらこまるでしょう。Tさんはりっぱでしたね。という訳で、私の決心はこの日で終わりました。
昨年骨折したのも、ふらついたからですし、いくら元気だといっても若い方とは違います。しっかり聖歌隊として頑張ることに決めました。
シスターたちが、みんなに喜んでもらえるいい仕事ね。と言われつづけている珈琲店です。
7月7日で25年になります。これからもマイペース、無理せず自分らしく、思いやりを忘れずに