平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

崖の上のポニョ

2008-07-20 21:15:23 | 今日の事
昨日公開スタートした「崖の上のポニョ」今日早速観て来ました。
ネット予約の夫婦50割引で。

大人も楽しめるという触れ込み。
絵的には今までのと比べてかなりシンプル、公開時期が夏休み、悪役がいない、という意味ではまさに子供向け?
CGを一切使わず手書きに拘ったというから絵の枚数は莫大なものだったのでしょう。

奥さんは、
"もしかして今までの中で一番良かったカモ" 
"ジブリ見て何度も涙が出そうになったのは初めて"
...と。

確かに今までのはどれも何処かしか多少の理屈があったように思うが、「ポニョ」はある意味本当にストレートに人の根源に訴えかけるものがあったのでは。
「ポニョは宗介がスキ!」
「ぼくが守ってあげるからね」
キャッチフレーズ曰く、「生まれてきてよかった」

"もしかしたらジブリアニメでは一番の完成度カモ"...と私。

***監督企画意図***
・・・・・・
少年と少女、愛と責任、海と生命、
これ等初源に属するものをためらわず描いて、
神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。
****************

物語の中盤以降、やがて海が人類に襲いかかる。
しかしながら人々はそれをこともなげに受け止める。
あくまでも明るく。

モチーフとしては、昔観た海洋SF映画"ABBYS(アビス)"に似ているような気がしないでもない。
しかし私的には、最初から最後まで何やら夢でも見ているような想いに包まれてしまって...。

昨日BS日テレ「ジブリの風景」を録画したのを見ながらこれを書いてます。
「ポニョ」のテーマソングが耳に憑いて、口をついて。
宮崎監督の意図「父娘がお風呂で一緒に歌っているイメージ」
大人も楽しめるというのはこれのことカモ。


取り留めもなく書いてしまいましたが、
そういえば昨日は東北地方の地震でちょっとした津波が発生したのは、果たして偶然だったのでしょうか!?

それにしても宮崎さんの頭の中は何がどのように詰まっているの!?
そしてジブリのスタッフさんたちは宮崎さんの思いを的確に表現するどのようなものを持ちあわせているの!?


<購入した「崖の上のポニョ」パンフレットのScan>