平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
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時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

初冬の旅<3日目>

2008-11-16 16:07:49 | 旅行記
11/4、道東パノラマ周遊ツアー旅の3日目。
知床ウトロ温泉を8:00に出発。

◎知床五湖散策
知床五湖散策と言っても,実際に見るのは一湖と二湖。
そして知床半島を一周する道路は、11月に入って凍結のため閉鎖となっていたので、この旅のメインとなっていたところの大半がボツになってしまった訳です。
まあ世界自然遺産のサワリの部分で、...という事で超残念。
キンツリ添乗員のお姉さんは、その大柄な体を縮める如く恐縮することしきり。
まあしょうがないか!
ところで、ネイチャーガイドの人は若いお兄さん。
もう一つの団体さんのネイチャーガイドさんはすごく元気の良さそうな若いお姉さん。
う~ん、...。(何をうなっているのさ..奥さんの声)
全員に双眼鏡を貸与、そして熊に出会った時の心得やら何やらを説明され、散策開始。
知床五湖全ての湖を周遊できる1周3kmの遊歩道が整備されている。
「湖」といいながらもその実体は沼らしい。
遊歩道を歩き始めて、最初に見えてくるのがこの一湖。


知床五湖のなかでは最も大きい二湖。
五湖中でも一番のパノラマと言われています。


◎ヒグマ現る!!
知床五湖を後にしてすぐに、衝撃の出会いがありました!!
左手の山側から一頭の大きなヒグマが出現しまさにバスの直前の道路を横断。

慌ててカメラを向け窓越しにシャッターを押すも、ご覧の通りピント合わず!!
くまちゃんの登場に、ネイチャーガイドさんをはじめバスガイドさん添乗員さんツアーメンバー一斉に、大きな声を上げつつ興奮の極!!
しょっちゅうこの辺を走って見慣れたガイドさん達も、こんなに間近に見たのは久しぶりとのことで、このときばかりは顔面紅潮。
この他に、エゾシカ、リス等も見かけたのですが、ツアー全員がしっかり目にしたのはこの時だけだったでしょう。
このあと、北海道特有の10数キロに及ぶ直線道路や、牧草地を通り過ぎ...。

◎標津サーモンパーク
ここで昼食(鮭、イクラいっぱいの定食)。
サーモン科学館見学・・・サーモンパークの中心施設で、世界のサケ科魚類20種類以上を展示した水族館とサケの博物館の様。
展望台からは、知床連山、標津川、北方領土国後島が一望ということでしたが、国後は雪雲で全く見えず。

◎開陽台
11月からは閉鎖ということで、留守の家に上がり込む雰囲気。
展望台からの眺めは、視界を遮るものがないので地平線が丸~く見えます。
晴れた日には国後島まで望めるとのことで、期待していましたが、彼の方向は雪雲に覆われて全く...。
展望台に登っての状況は、それよりも何よりも風がものすごく、うっかりすると風に身体を持って行かれそうです。

必死に撮ったムービー。
早々にバスに引き揚げ、次なる目的地へ。

◎摩周湖
"霧の..."という形容詞が付く摩周湖ですが、霧などどこにもなく。
ここで2回目のツアー集合写真撮影。

水面あくまでも穏やかに、その青さは神秘なまでに。
ここで会社関係にお土産購入。
家まで送ると送料が品物の代金に近い金額になりそうなので、送らずにお持ち帰り。

約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖で、アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」という。

ここから一気に阿寒湖畔温泉に。
最後の宿泊ということでちょっとだけ張り込んで"離れ"を、そして料理もちょっとだけスペシャル。

◎おしながき

実は昨夜もちょっとだけ張り込んだのですが、ここの料理にはちょっと及びませんでした。

そして今夜はホテルから直ぐのところの"アイヌコタン"で、
◎アイヌ古式舞踏


そして
◎イオマンテの火祭り
イオマンテ<1>

イオマンテ<2>


アイヌ文化を知り体感できるイベントとしてこの地に定着した「イオマンテの火まつり」。
今年でちょうど10周年を迎えるとのことです。
晩秋の阿寒湖の夜に荘厳かつ幻想的な彩りを添えるアイヌ文化に触れることができたようなきがします。


これが高校時代の旅行で撮った写真です。

この夜、気温はほぼ0度とか。
ホテルに帰ったのが10時、さっそく温泉に浸かりました。
3日間のうちで、ここのお湯が一番よかったかなあ。

11/21:標津サーモンパーク、摩周湖お土産購入を書き足し。