平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

大賀ハス

2009-08-03 20:45:01 | デジ散歩
昨日は雨の中、同期の旧友と町田市「薬師池公園」に行き、大賀ハスを観てきました。(町田の旧友と海老名市の旧友)
10時過ぎに到着。
早朝行われた年1回の観蓮会には当然間に合いませんでしたが、町田の旧友の案内でハス田と園内散策を楽しみました。
途中休憩した「薬師茶屋」で団子(あんことみたらしと一本ずつ)を頂きましたが結構なボリュウムでお腹に応え、その後のファミレスでのランチにまで差し支えてしまいました。

以前、鎌倉の鶴岡八幡宮で蓮花を見たことがありましたが、これほどの規模のものは初めてで、2000株以上とも言われるハス田にちょっと圧倒されました。

<大賀ハス>
1951年(昭和26年)、古代の丸木舟が発見された千葉県検見川の遺跡を大賀一郎博士らが発掘調査し、三個のハスの実を発見。
分析鑑定の結果、これらの丸木舟やハスの実は約2000年前のものであることが判明。
ハスの権威であった植物学者の大賀博士はこの三個のハスの実の発芽を試み、そのうちの一個の発芽に成功、翌年には見事な花を咲かせた、ということです。
薬師池公園の案内板によると、株分けされたが相原町の円林寺と大蔵町の柏木常吉氏のところにある「大賀ハス」をさらに薬師池公園へ株分けされたものだそうです。
観蓮会では、ハスの葉に注いだ酒を、茎を通して飲む「荷葉酒(かようしゅ)」やお酒を飲めない方には「荷葉茶(かようちゃ)」も楽しめるとのことでした。

また公園は大賀ハスだけでなく、梅、桜、藤、花菖蒲、椿、紅葉など四季を通じて楽しむことができそうです。


写真をクリックすると、フォトアルバム「薬師池公園/大賀ハス」スライドショーになります。


<花托>
「蓮(ハス)」の名の語源
蜂の巣状の花托に果実が実ることから“ハチス”から転じて“ハス”という名になったと言われています。


<露蓮>
露蓮と書いて、『はちすのつゆ』と読みます。
雨が降っていたので、朝露なのか雨滴なのかは微妙?

【一蓮托生】
死後に極楽浄土に往生し、“一つ”の“蓮花”の上に“生”まれ変わって身を“托”すという思想があり、これがその語源になっているとか。


●蓮花泥より出でて浄らかに 楓山人
はちすばな どろよりいでて きよらかに