平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

俳句の日

2011-08-19 14:30:58 | その他
8月19日、語呂合わせの俳句の日。
正岡子規研究家の坪内稔典らが提唱し、1991年に制定。

午前中から雨が降り出し、昼過ぎには雷交じりのちょっとした激しい雨脚に。
涼しくなるのかなと思いましたが、気温はそれでも32度くらい。
湿度が上がって来たのでエアコンは稼働させたまま。
久しぶりに多少涼しい思いをしました。

先日ryoさんがブログで掲載なさっていたのと、俳句の日ということもあって
白玉団子の作製を思い立ちました。


白玉粉150gに水ほぼ同量を≪少しずつ≫加えながら≪耳朶ほどの固さになるまで≫捏ねて≪直径2cm程度に≫丸め、沸騰したお湯で≪3分ほど≫茹で、浮き上がってから≪1分後くらいに≫、冷水に晒して完成。


<ほぼ完成>
枝豆を茹で、莢から取り出しすり鉢で擂る。
私の郷里の宮城では豆の薄皮は取り除かない、そして多少粒が残る程度(細かいひき割りに近い状態)に擂る。
山形では、完全に擂り潰し餡状態にするのが好まれるとか。

九分通り擂り上がった(上の写真)ころ、胡麻餡を作製に取り掛かるため、擂粉木作業を途中で奥さんに交替して目を離してるうちに、完全に擂り潰されてしまいました。
「あっ、いかん、完全に擂り潰すんじゃなくて...」と、私。
奥さん「えっ、これじゃダメなの?」
私「・・・、うっ、いや、いいよ、・・」妥協する、私。
今日のところは山形風で。

<ずんだ白玉>

<胡麻餡白玉>

両方で、もう満腹もいいところ。
こりゃどう見ても、かなりの食い過ぎです。
砂糖の摂取量も相当なもの。
早めに相殺することを考えなければ。



●不揃いの白玉甘し舐る匙 楓山人
ふぞろいの しらたまあまし ねぶるさじ
白玉は夏の季語です。



牧水の歌に「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」というのがあります。
「白玉」が秋の季語と思う方が多いと聞きます。
「白玉」がどこに係るか、あるいは白玉そのものなのか...まるで国語の問題。

酒豪の歌人、若山牧水の一句ということもあって、“酒”に係る説。
この歌で詠む「白玉」とは真珠の意味に使われる雅語であって、「真珠のようにきらきらと輝く至極の酒」と解釈。

「白玉」を歯に係る形容詞説。
すなわち歯の白さを「白玉」に譬える解釈。

私は酒をこよなく愛し(過ぎ)た牧水ということから、白玉をパク付きながら酒を飲んだのではなく、自分の歯を白玉に準えたのでもなく、前者の酒に係る解釈を採用したいと思います。
勿論、異論はございましょうが。



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