平成湘南日記...一語一絵

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自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

無量大数

2011-08-25 11:49:06 | 今日の事
宇宙空間でブラックホールが星を吸い込む瞬間が初めて観測されました。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)などの研究チームが、地球から39億光年離れた銀河の中心で、巨大なブラックホールが太陽ほどの大きさの星を吸い込む瞬間を観測することに世界で初めて成功。

研究チームによると、今年3月アメリカの観測衛星が宇宙空間で強いX線を感知したことから、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」が搭載するX線監視装置を使って詳しく調査をしていたということ。
これで、謎の多いブラックホールの研究に役立てられると期待がかかります。

ブラックホルが恒星吸い込む瞬間を初観測

≪NASAが作成した、光の渦を巻き込みながらブラックホールが星を飲み込んでいく様子を再現したイメージ映像≫

宇宙の歴史は約137億年と言われています。

この出来事は39億光年も前のこと、と言うことは地球にはまだ生命体すら存在しなかった頃のことです。
そして、吸い込まれる現象自体、何万年もかけてのことで、しかもブラックホールと言うのは光さえも脱出できない。
なので、観測できたと言っても肉眼で見えたなどというものではありません。
遥か宇宙の彼方には、時間の観念さえ無い...

それこそ宇宙は“不可思議”(常識では理解できない不思議なこと)そのもの。
不可思議の上には更に“無量大数”と言うのがあります。





紫式部が薄く色付きました。


庭のマンリョウに実が付きました。



追記
39億光年も離れていると言っても、39億年前の現象が今地球上で光として捉えられたという訳ではない。
エックス線が放射されたのを観測したと言うことなので、必ずしも39億年前のことが目で観えたということではない。