平成24年1月18日
最近、自分専用のデジカメを買った妻は、動画に凝っています。「どうせ撮ってもそんなに観る訳でなし、パソコンの保存容量が減るだけだ。」と私は動画に興味は無かったのですが、撮った映像をパソコン画面に再生してみるとけっこう面白い。昨日も群馬のサエラリゾートスキー場へ出掛けたので、互いに滑る姿を収録し、帰宅後さっそく鑑賞してみました。パソコン画面には華麗とは程遠いフォームで滑降する己が映し出され、思わず眼を塞ぎたくなりました。私が若かりし頃に動画を撮るツールと言えば8ミリ映写機しかなく、それも高価だったので一般大衆には縁遠いものでした。それが今は、ポピュラーな価格で買えるこの手のひらサイズカメラで出来るのですから技術の進歩は凄いものです。
技術の進歩と言えば、私が小さかった頃貧乏だった我家の電気製品といえば、ラジオ、アイロン、電灯くらいしかありませんでした。小学校1年生坊主頃の私が、現在の我家を見たら桃源郷だと驚愕するでしょう。現代技術の恩恵を浴する時代に生きる幸運に何ら喜びを感じず、それを当然の如く思い、なお且つ不平不満ばかり募らせて幸福度を低下させている我々日本人は、傲慢と言うべきなのか、それとも可哀想な人々なのでしょうかネェー。