平成25年1月19日
65歳以上の人が3千万人を超えたという。比率にして国民の24.1%、世界先端を行く超高齢化社会は日本の抱える重大問題で、もうじきその年齢に達する私も他人事ではありません。ところでこの高齢化社会についてドキュメンタリー作家の関川夏央さんが面白い事を書いていた。65歳以上を老人の基準にするから老齢化率がアップするので、その基準を75歳以上にすればその比率は大幅に低下し(具体的には1500万余、11.9%)高齢化問題も解消する。これは極論かも知れないが、現実に私の周囲を見渡せば60~70代でもマラソン走ったり、テント担いで山登ったりする元気な人をよく見掛るし、若者顔負けのご老人は意外に多いのではと思う。そこで私の提案、65歳になった人は心身の能力テストを受検してもらい、一定の基準を越えた人には「現役カード」を付与する。現役カード保有者は老人枠から除外し、有効な人的資源として何らかの形で国や社会に貢献してもらう。日本人は見栄っ張りで頑張り屋(特に団塊世代)だから我も我もとカードを取得して、老齢化低下に貢献するのではなかろうか。